2020 Fiscal Year Annual Research Report
脳活動デコーディングを用いたプログラム理解の神経情報処理基盤の解明
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18J22957
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
幾谷 吉晴 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Keywords | fMRI / 脳活動デコーディング / プログラム理解 |
Outline of Annual Research Achievements |
DC1採用期間でまとめた研究成果の論文出版に向けて、Nature Communications誌、Communications Biology 誌、NeuroImage 誌へ論文を投稿し査読・修正を繰り返したが、いずれも不採録だった。その後、論文内容を改訂し、eNeuro 誌(IF: 3.46)へ投稿したところ、1度の major revision を経て、2020年12月2日に採録が決定した。 eNeuro に掲載された研究成果(業績1)については、和文・英文でのプレスリリースを発表し、得られた研究成果の国内外へのアウトリーチに努めた。
結果として、国内メディア2件、海外メディア5件に本成果についての内容が掲載された。また当該論文は eNeuro の編集者が選ぶ注目論文 (noteworthy paper for the scientific community)に選定され、北米神経科学学会 (Society for Neuroscience) の管轄する複数のメディアによるプロモーションを受けた。最終的に、当該論文の内容を中心として博士論文を執筆し、2021年3月24日付で奈良先端科学技術大学院大学から博士(工学)の学位が授与された。
その他の研究活動として、プログラム上に表現されている文字列特徴などを用いて、被験者の脳活動を予測する encoding model の設計と開発を行なった。またこれまでに出版されてきたプログラム理解時の脳活動をfMRIで計測した研究を調査し、その内容のメタ分析を試みた。加えて、プログラマーの視線や脳波データを用いた研究も推進し、共著として論文2件の執筆に携わった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)