2023 Fiscal Year Annual Research Report
Comparative History of Religion focusing on Freedom of Concience between Japan and Korea
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18K00086
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Research Institution | Keisen University |
Principal Investigator |
李 省展 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 名誉教授 (10279664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小檜山 ルイ 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (70186782)
徐 正敏 明治学院大学, 教養教育センター, 教授 (70647255)
和寺 悠佳 (坂井悠佳) 和泉短期大学, その他部局等, 准教授 (20834071)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 信教の自由 / 宗教史 / 植民地 / 帝国 / ミッションスクール / 人権 / キリスト教 / 宣教師 |
Outline of Annual Research Achievements |
23年度の研究実績としてまず第一に挙げるのは、8月31日-9月3日に韓国ソウルにて開催した研究合宿であった。合宿における研究発表に関しては、徐正敏、小檜山ルイ、李省展が行った。徐は東京でのキリスト者宣言と信教の自由、小檜山はアメリカとフランスにおける良心の自由、李は宣教師・マッキューンと信仰の自由に関する発表と議論を8月31日、9月2日の2日間にわたって行った。和寺悠佳は総合司会を務めた。9月1日は、終日フィールドワークを行った。培材学堂歴史博物館、梨花博物館さらに韓国基督教研究所、戦争と女性に人権博物館をめぐり韓国の近現代史に関する理解を深めた。9月2日はセムナン教会で開催された韓国基督教歴史研究所主催の関東大震災朝鮮人虐殺100周年記念シンポジュームに参加し、日韓間の重い現実に対する理解を深めた。またセムナン教会歴史資料室にてアンダーウッドによる初期宣教に関する資料などの展示を見学した。 次に挙げるのは10月19日に四国学院大学にて開催された信教の自由に関する国際セミナーである。韓国から金興洙(牧園大学校名誉教授)、崔起栄(西江大学校名誉教授)、柳大永(韓東大学校教授)を招き韓国の近現代史と「信教の自由」に関するセミナーを挙行した。徐正敏はコメンテーターを、李省展は総合司会を務めた。 研究期間全体では、本来予定した海外における資料収集が、コロナ禍による渡航自粛によりかなりの制約を受けるとともに、為替による円安なども加わり、十分には実施することができなかった。しかし成果としては、ラトガース大学でのグリフィス・コレクションならびにハワイ大学でのG.S.McCune資料などの収集が挙げられる。グリフィス資料に関しては学会誌において紹介をなし、すでに論考に纏め上げてはいるが、2025年には発刊予定である。マッキューン資料に関しては、収集資料を基にした研究報告を行なっている。
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