2020 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18K00199
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Research Institution | Independent Administrative Institution National Institutes for Cultural Heritage Tokyo National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
安永 拓世 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化財情報資料部, 主任研究員 (10753642)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 呉春 / 白梅図屏風 / 与謝蕪村 / 芭蕉布 / 葛布 / 絖 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.本年度は3年計画の第3年次で、最終年度であったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、当初計画の通りには進捗せず、調査・出張等もおこなえなかったため、計画を1年間繰り下げることとした。
2.昨年度までの研究成果を公表し、学会発表や報告書にまとめることで、今年度の研究成果とした。
3.江戸時代の中期、与謝蕪村よりも少し前の時期に、京都や新潟で活躍していた五十嵐浚明という画家の書画作品について、絵画表現や画業に関する調査とともに基底材に関しても調査をおこない、その成果の一部を講演で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は3年計画の第3年次で、最終年度であったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、当初計画の通りには進捗せず、調査・出張等もおこなえなかったため、計画を1年間繰り下げることとした。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度も新型コロナウイルスの感染拡大のため、当初計画の通りには調査・出張等もおこなえない可能性があるため、調査等は必要最小限度とし、これまでの研究成果をまとめる方向で軌道修正をはかる。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの感染拡大のため、当初計画の通りには進捗せず、調査・出張等もおこなえなかったため。
次年度も、同様の感染拡大状況が続く可能性もあるため、調査先等も優先順位をつけて取捨選択し、最大限の成果が得られるよう努めたい。
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