2020 Fiscal Year Research-status Report
The discovery and development of Taiwanese female literature in the Early post Guang-fu Era
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18K00360
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
松浦 周子 (豊田周子) 名城大学, 外国語学部, 准教授 (10749807)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 戦後初期 / 女性文芸 / 台湾 / 東アジア / 日本語詩歌 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度の研究進捗は以下の二点に集約できる。 (1)台湾大学図書館、神奈川県立図書館、財団法人台湾協会、大阪府立中央図書館や専門書店などを通じて資料収集を行った。(含:オンラインアーカイブ資料) (2)(1)で得られた成果を踏まえ、所属学会にて研究発表を行った(「從「少女」到「女性」,以及作為此自我成長之方法的「短歌」──發掘戰後初期臺灣女性文藝」)。ここでは、日本統治期台湾における高等女学校の国語教育において重要な位置を占めた「和歌(短歌・俳句)」教育の実態と、戦後にも継続されたその創作実践の実態について報告するとともに、それらの活動と台湾女性の主体性確立との関係について、朝鮮半島において見られる同種の事例を比較の対象に取り上げながら初歩的考察を試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスによる研究活動の制限、また大学におけるオンライン授業開始にともない、研究に要するエフォートの比重を変更せざるをえず、スケジュールに著しい影響が出たため。ただし、現在は、順次軌道修正を行うなかで問題は改善しつつあり、本プロジェクトの最終目標である関連書籍出版に向けて着実に計画を進めているところである。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、これまでの研究内容をまとめた書籍の編集途上にある。当該書籍については、2021年度中に刊行の予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスによる研究活動の遅延のため。書籍出版費用に充てる予定であった当該年度の予算を、翌2021年度に繰り越し、同目的に充当する予定である。
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Research Products
(2 results)