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2020 Fiscal Year Research-status Report

Their Bloody Projects: Violence and Identity in Fiction by Muriel Spark and Other Writers

Research Project

Project/Area Number 18K00411
Research InstitutionGakushuin Women's College

Principal Investigator

澤田 知香子  学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (00456493)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywordsスコットランド現代小説 / カナダ現代小説 / 身体と バイオレンス / スーパーナチュラル / ミュリエル・スパーク研究 / 土地
Outline of Annual Research Achievements

1)前年度から引き続き一次資料及び二次資料の収集、調査を行った。Ali Smithの小説群、Ever Dundasの小説Goblinなど、現代スコットラ ンドの女性作家・作品について分析と検討を進めた。
2)社会状況による研究計画の変化もあり、中心テーマであるMuriel Spark作品研究の見直しを行うとともに、バイオレンスのテーマに関連して、Neil Gaimanの作品おけるバイオレンスとスーパーナチュラルの関係についての分析と考察に着手した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

所属機関を変えたことにより、生活環境と研究環境の両方が大きく変化し、これにコロナ禍の社会状況が加わったため、本年度以降に関して当初の研究計画を大きく見直さざるを得なくなった。新しい所属機関における業務に慣れること自体困難な状況が着任以来続いており、研究のみならず、全てが滞っている。前年度、研究成果発表等による想定以上の進展があったことに鑑み、研究計画全体の中での今年度一年については「やや遅れている」とした。

Strategy for Future Research Activity

現状では、当初の研究計画における基礎的、継続的な研究活動であるアーカイブ調査は望めず、新たな研究対象としての現代作家との交流などはオンライン上に限られる。限られた環境の中で今年度に行った一次及び二次資料の分析・考察に基づき、論文等による成果発表の準備に重点をおいて行う予定である。こうしたことを踏まえ、本課題研究の一年延長を申請したので、2022年度を最終年度とする新たなタイムスケジュールに沿って、当初の計画のうち、実行可能なものと社会状況によって実行困難ものを見極めながら、研究活動を行う。

Causes of Carryover

所属機関が変わったこととコロナ禍の社会状況が加わり、当初の計画で申請した予算を執行する機会を得られなかった。次年度には今年度の研究計画で実施できなかったことを行いたいと考えているが、それもまた社会状況による可能性は否めない。

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Published: 2021-12-27  

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