2018 Fiscal Year Research-status Report
宮沢賢治文学の国際的な普遍性と受容可能性に関する包括的研究
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18K00495
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Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
山本 昭彦 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (00210518)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 眞男 岩手大学, 教育学部, 教授 (30160584)
木村 直弘 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (40221923)
田中 成行 岩手大学, 教育学部, 准教授 (40773940)
小島 聡子 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70306249)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 宮沢賢治 |
Outline of Annual Research Achievements |
共同研究者個々の賢治研究に加え、大学の「宮澤賢治センター」の定例研究会の機会をも活かしてメンバーの共同研究を続けた。 また、海外での賢治関係出版物収集及び情報更新を行った。また、海外の賢治研究者から『賢治学』への寄稿を得て、ネットワークの維持・更新、新たな知見の交換、交流、情報交換を行うことが出来た。 研究報告・交流の場として、次年度に予定していた国際シンポジウムの先駆けともなるような個別の講演会、研究会を、プラット・アブラハム・ジョージ氏(インド・ジャワハルラ ル・ネルー大学教授)、馮 海鷹 氏 (中国・清華大学人文学院副教授)、ラインハルト・ツェルナー氏(ドイツ・ボン大学東洋・アジア学研究所教授)らを招いて開催することが出来た。 従来の『賢治学』第5輯の編集、執筆寄稿を行った。近々刊行予定の『賢治学』第6輯の編集、寄稿を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
海外から招くだけでなく、国内滞在中の外国人研究者の協同研究への参加も得ることが出来、当初予定よりも、頻繁な研究交流を行う事が出来たため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画を進めてゆく。 複数の海外研究者を交えてのシンポジウムも企画する。
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Causes of Carryover |
国際共同研究を複数回行ったが、外国人研究者が他の経費で日本に滞在していて、往復航空旅費を支給する必要がなくなったため、が一番大きな理由。 次年度は繰越額を有効に活かし、人数的にも規模的にもさらに拡大した国際研究集会、シンポジウムを企画する予定。
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Research Products
(11 results)