Reexamination of the description of Japanese accent from the point of view of JFL

2022 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 18K00682
• Research Institution: Dokkyo University
• Principal Investigator: 磯村 一弘 獨協大学, 国際教養学部, 非常勤講師 (00401729)
• Project Period (FY): 2018-04-01 – 2024-03-31
• Keywords: 音声教育 / 日本語教育 / 韻律 / アクセント記号 / イントネーション / 発音

Outline of Annual Research Achievements

本研究を構成するのは次の4点である。1.国内外の日本語アクセント教育における現状の問題点の把握、整理／2.アクセント記号の影響、説明方法の影響の、実験的手法による解明／3.研究の知見を取り入れた指導法の立案、教育現場における検証／4.指導法の提案、研究成果の還元。
2022度は2020-2021年度と同様、新型コロナウィルスの影響で、上記2.～4.の研究を進めるための、海外の日本語教育現場との連絡、発音授業の実施、音声資料の収集等はできなかった。加えて報告者自身も2021年に罹患したコロナの後遺症による体調不良から、研究活動がほとんど行えなかった。
2022年度は、2023年1月および3月に、本科研、および関連する科研グループのメンバーとともに、対面での打ち合わせをおこなった。これ以外には、これまでの研究成果の整理、資料収集等を中心に研究活動を行った。今後はこれらの成果を元に、論文としてまとめる予定である。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウィルスの影響で、海外の日本語教育現場との連携が不可能になったことに加え、報告者自身も2021年に罹患したコロナの後遺症による体調不良があり、研究活動が進められなかった。

Strategy for Future Research Activity

2023年度の延長が承認されたので、今年度も研究を継続する。最終年度にあたって、関連文献の収集、講読、整理を自宅等で引き続き行うとともに、結果の出たものを、学会や研究会での研究発表、可能であれば論文にまとめ、成果として発表する予定である。

Causes of Carryover

コロナの状況のため、使用する予定であった旅費等が未使用となった。2023年度はこれまでの成果をまとめ、海外を含む学会等で発表する予定であり、旅費の使用が見込まれる。