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2023 Fiscal Year Annual Research Report

Practical research to support JSL children's Japanese learning

Research Project

Project/Area Number 18K00720
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

池上 摩希子  早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (80409721)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 齋藤 ひろみ  東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (50334462)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2024-03-31
KeywordsJSL児童 / JSLカリキュラム / 内容重視(CBI) / 協働的実践 / 教科指導
Outline of Annual Research Achievements

2023年度は本研究の最終年度として、研究活動のまとめを実施することを目指した。本研究は2018年度に開始し、途中、新型コロナウイルスの影響により計画の変更を余儀なくされたものの、協働的実践研究を途切らせることなく継続できた。2022年度には、ここまでの成果を次の研究課題として明確化し、国外の継承日本語教育の場で共有と検討を続けていくこととした。この研究課題は2023年度に基盤研究(C)として採択されている。
一方で、算数科支援教室Bで積み上げてきた内容は、支援者に対する支援と研修を兼ねてリソースとして集約していたが、簡易な冊子として印刷、配布を行った。具体的には、支援教室で実践されたJSL児童が算数科の内容理解を進めるための工夫を「アイディア集」としてまとめたものである。配布にあたっては、市の教育委員会にご尽力いただき、市内でJSL児童の支援を行っている学校現場に届けられるようにした。また、今年度まで継続して行ってきた市教育委員会の研修(外国人児童生徒教科指導員研修/テーマ:「日本語と教科の統合学習を取り入れた教科指導(算数科・数学科)—教科学習を通して身に付く「ことばの力」」)にも引き続き、講師として参加することができた。
なお、これまで準備を進めていた書籍については、2023年度内の発刊には至らなかったものの、原稿がほぼ出揃い、リソース集としての出版に向けて作業を続けている。本研究においては、最終的には教育現場との協働の進め方そのものを記述し、実際と課題をまとめることを目的としていることから、科研費の補助による研究期間が終了しても、これを実現するために作業を進めていく所存であることを付記する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] JSL児童生徒の学習支援活動は教師としての成長をどう促すか―教員養成課程における取り組みから―2023

    • Author(s)
      齋藤ひろみ,浜田麻里
    • Organizer
      第13回国際日本語教育・日本研究シンポジウム

URL: 

Published: 2024-12-25  

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