2020 Fiscal Year Research-status Report
Mechanisms underlying life-long development of the ability for language learning and reflective thinking and the influence of an early onset of language learning on the development
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18K00751
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Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
矢田部 清美 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (90455410)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 外国語教育 / 気づき / 自己調整能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症予防対策のため,ヒトを対象とした行動科学的実験および生理学的実験施行が困難であった。そのため,前年度の予定であった,実験によりそれ以前の生涯発達過程における言語能力の伸長が精神的活動や身体的活動にどのような影響を与えるかの指標を明らかにしていくという計画が思うように進まなかった。 その一方で,研究の精度を高めるために必要な実験をおこなう際の脳機能計測手法や考える力の評価手法について検討を重ね,一部を研究発表することでアセスメントポリシーの開発など学術的な議論に貢献した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症予防対策のため,ヒトを対象とした行動科学的実験および生理学的実験の計画遂行ができなかった。代替として計測手法や評価手法について知見を重ね発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き感染症の収束を待つが,新型コロナウイルス感染症予防対策のため引き続き行動科学的実験および生理学的実験が困難な場合には,新たな分析手法によってこれまでに施行した実験や調査データから知見を得られるか検討するとともに,「未知のことばを学ぶ」ことや「考える力を育む」ことに寄与する研究に切り替えることも考える。
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Causes of Carryover |
今年度は新型コロナウイルス感染症対策が継続したため,ヒトを対象とした行動科学的実験や生理学的実験の施行や国内外の学術会議のための出張をせず,そのために計上していた金額が未使用となった。次年度も同様のことが起こる可能性があるが,その場合には今後の方策に従って研究を推進するために使用する予定である。
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