2020 Fiscal Year Research-status Report
大学生を対象とした課題解決型中国語学習教材の開発:PBLでのSDGsを題材にして
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18K00756
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
山田 留里子 関東学院大学, 人間共生学部, 教授 (60305795)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橘 英範 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (60236544)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | SDGs / LMS / ICT / PBL / 中国語学習教材 / 実践的中国語力 / 課題解決力 / 社会人基礎力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の主たる目的は、①「実践的中国語力の向上」及び社会人基礎力としての「課題解決能力の獲得」を実現するための中国語学習教材を開発すること、②本教材の教育効果を検証することである。 さて、本教材では“SDGs”を素材として盛り込んでいるが、現在、ローカルで繰り広げられる複雑で困難な状況が多種多様な形でグローバルに広がる中、人類社会が危機を乗り越えていくための道標としてのその重要性が注目されているのは確かであり、“SDGs”のゴールである2030年には、現在の大学生が社会の中核となることは間違いない。本教材は2019年に開発を完成し出版(駿河台出版社)しているので、現在は、本教材の教育効果のためのデータ収集を中心に行っている。 なお、研究及び公務が重なり体調不良をきたし、当該年度における補助事業を1年(2020年4月~2021年3月)中断しているが、今後の研究の展開については、より積極的な研究を進めるにあたり、本教材の教育効果を検証するため、中国語を履修した学生に絞り対象研究者とする。具体的には、本学のLMSを活用し可視化によるより精密なデータ収集・分析を行い、成果は全国学会で発表する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初3年目に計画していた中国留学へのプロジェクトにおける教育効果のデータ収集及び蓄積が、2020年度は、研究環境を取り巻く状況が変化しており、結果的にはやや遅れているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度に当たる2021年度においては、本教材のICT活用による教育効果のデータ収集・蓄積・分析を行い、全国大会にて発表し、論文を投稿する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年度は未使用の為、2021年度研究計画に用いる。
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