2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Problem-Solving Chinese Learning Materials for University Students: On the SDGs in PBL
Project/Area Number |
18K00756
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
山田 留里子 関東学院大学, 人間共生学部, 教授 (60305795)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橘 英範 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (60236544)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 中国語教育 / LMS / SDGs / PBL / 中国語学習教材 / 実践的中国語力 / 社会人基礎力 / 中国語コミュニケーション力 |
Outline of Annual Research Achievements |
既に完成した「課題解決型」中国語学習教材の教育効果の検証精査を行い、令和3年8月22日(単独)CIEC(コンピューター利用教育学会)2021PCカンファレンス全国大会にて、「中国語力と社会人基礎力育成のためのSDGsを素材にしたオリジナル教材の教育効果」をテーマに発表し、『2021 PC CONFERENCE 論文集 ニューノーマル時代の教育・学習』に投稿し、論文とした。 また、これらの教育効果の検証と並行し、『中国語で学ぶSDGs-はじめよう!わたしにできること』、『中国語圏の言葉と文化ワークブック』、『卒論・レポート作成に役立つ中国語ポイント文法』などの副教材も並行して開発することができた。そのほか、横浜市立東高等学校や神奈川県立茅ケ崎北稜高等学校の高大連携企画(「誰も置き去りにしない社会へ―あなたができることを考えてみ ましょう」 「ESDday」in 関東学院大学)での模擬授業においても、本教材及び副教材を活用し、参加者からの好評を得た。 本教材では“SDGs”を素材として盛り込んでおり、現在もローカルで繰り広げられる複雑で困難な状況が多種多様な形でグローバルに広がる中、人類社会が危機を乗り越えていくための道標としてのその重要性が注目されているのは確かであり、“SDGs”のゴールである2030年には、現在の大学生が社会の中核となることは間違いない。よって、今後の研究の展開については、本教材を活用したPBL型中国語授業の開発も予備的研究として進めているので、より積極的な研究を進めるにあたり、本教材の教育効果を検証するため、本学のLMSの可視化によるより精密なデータ収集・分析を行い、成果は国内外の学会で発表する予定である。 本研究が、令和4年度から新たな科学研究費(基盤研究C)の採択を得ることができたことは、本研究を基盤にした、更なる研究に繋げる大きなエネルギーとなったといえる。
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Remarks |
中国語教材として以下三冊を作成(関学サービス)『中国語で学ぶSDGs-はじめよう!わたしにできること』『中国語圏の言葉と文化ワークブック』『卒論・レポート作成に役立つ中国語ポイント文法』、教育効果自薦模擬授業として、以下実施した。高大連携企画「ESD day in関東学院大学」)テーマは、「中国語で学ぶSDGs はじめよう!あなたにできること」(横浜市立東高等学校、神奈川県立茅ケ崎北稜高等学校)
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Research Products
(2 results)