2021 Fiscal Year Annual Research Report
A Study of Improvement of Learners' Self-Confidence through Remedial English Education
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18K00757
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Research Institution | Yokohama College of Commerce |
Principal Investigator |
東本 裕子 横浜商科大学, 商学部, 准教授 (00761793)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 自己効力感 / L2 self / 言語の話者への影響 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終年度の2021年度は、前年度に引き続きコロナ禍が継続中であったため、これまでに実施した、学習者の自己効力感を向上させる英語教育に関する研究調査結果を纏め、オンラインで開催された国際学会 ASNet International Conference on Education, Social Sciences and Technology (AICEST2021)にて発表を行うと共に、ジャーナル International Journal of Advanced Research in Education and Society へ論文を投稿した。 また、コロナ禍で海外渡航が制限される状況の中で学生の英語学習の意欲を喚起し、実際に英語を活用する場を作るために、オンライン国際交流を計画し、COIL(Collaborative Online International Learning) Flat Stanley Project として海外の5大学と交流を行い、学生の英語力と自己効力感の双方の向上を目指した。この取り組みの結果を纏め、比較文化学会、SNA交流学習実践研究会と7th International Conference on Culture, Language and Literatureで事例発表すると共に、研究ノートとして横浜商大論集へ投稿した。 さらに、学生に散見される基礎英語力の欠如とそこに起因する自信喪失に対応するものとして、大人や大学生対象の中学英語学び直しの本「中2英語をおさらいして話せるようになる本」を出版し、複数速度の音声教材や付随動画など徹底的に各学習者の苦手分野に対応する独自の工夫を施した学習教材を作成することで総合的に学習者の自己効力感の向上を目指すリメディアル英語教育研究の総纏めとした。なお、本研究は本科研費期間終了後も継続予定である。
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Research Products
(7 results)