2021 Fiscal Year Research-status Report
International students' TL-mediated socializing in affinity spaces
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18K00796
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
深田 芳史 明星大学, 人文学部, 教授 (60350279)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 留学 / 留学生の社会的やり取り / 目標言語使用機会の獲得 / 新和空間 |
Outline of Annual Research Achievements |
科研費の申請が承認され4年目となる2021年度も、依然としてコロナ感染拡大の状況は改善されることはなかった。その為、2021年度も科研費研究テーマの博士論文の執筆に注力することにした。2020年度に引き続き、2021年度も学期中そして夏休み・冬休み(年末年始)・春休み期間中に関わらず、毎日、博士論文を執筆・改訂作業を続けた。論文で紹介する日本語データは英語に翻訳する必要があったが、自身は博士論文執筆・改訂に集中するためにプロの翻訳業者に翻訳を依頼することにした。4月あたりから依頼できる翻訳業者を探し始めたが、5月頃にようやく指導教授の紹介で適任の翻訳者を見つけることができた。8月中にデータ翻訳作業が完了したが、すぐに出来上がったデータ翻訳を論文原稿に統合していった。翻訳に調整が必要な場合は、すぐに翻訳者に連絡をとり調整を依頼した。データ翻訳を統合し、本文の調整を終えると、プロの英文校正者に校正を依頼した。校正原稿は9月頃、研究者の手元に届いたが、届き次第、それを参照しながら、論文原稿を改訂し・体裁を整えた。9月中に博士論文原稿を整え、1回目の博士論文ディフェンスを受ける為に必要な書類を提出した。論文のCommitteeメンバーが原稿を読んでいる間は、1回目のディフェンス発表の準備を進めた、こうした日々の努力のおかげで2022年2月24日に1回目のディフェンス発表を行い、多くの修正・改訂ポイントが示されたものの合格を頂くことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
理由 現在までの進捗状況については、当初予定していた学会発表が全くできていないものの、概ね順調に進展していると言える。なぜなら、2019年度の報告書執筆時、博士論文原稿は50%弱しか書けていなかったものの、2020年度には最後まで書き上げ、そして、2021年度にはデータ翻訳と英文校正作業を終え、第一回目のディフェンスを受け、合格することができるができたからである。また、この作業と同時に数本の共著のブックチャプターを執筆・校正できたことも評価に値すると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は必ず博士論文を完成し、所属大学院に提出するが、そのために7月終わりまでには改訂作業を完了し、その後、再び英文校正をプロの校正者に依頼する。英文校正完了後はすぐに原稿を整え、2回目(最終)ディフェンスを受けるための申請書類を準備する。2回目のディフェンスは10月末までには受け、合格を得る。 また、これと同時並行で、科研費研究テーマの学科発表を7月に行う予定である。学会発表は、できれば後一回、海外または国内の国際学会で行なうことができればと考えている。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた一番の理由はコロナ感染拡大でこれまでに全く学会発表で発表することができなくなってしまった為である。2022年度は科研費研究テーマで執筆中の博士論文を完成させつつ、何度か国内、海外の国際学会で発表したいと考えている。
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Research Products
(2 results)