2022 Fiscal Year Research-status Report
International students' TL-mediated socializing in affinity spaces
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18K00796
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
深田 芳史 東洋大学, 経営学部, 教授 (60350279)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 留学 / 留学生の社会的やり取り / 目標言語使用機会の獲得 / 新和空間 |
Outline of Annual Research Achievements |
科研費の申請が承認され5年目となる2022年度は、コロナ感染の状況も前年度よりは改善されてきたものの、海外の学会に自由に参加しづらい状況が続いた為、この年度も、海外での学会発表は断念し、科研費研究テーマの博士論文の執筆に集中することにした。2022年2月24日に1回目のDefenseを行い、Committeeの五名の先生方から多くのコメント・アドバイスを頂いた。翌日から全てのコメントに目を通し、論文の改訂・修正作業を開始した。毎日、改訂・修正作業に取り組み、2022年8月中旬頃までに改訂・修正作業を終え、英文校正者に原稿確認を依頼した。英文校正後、再度、Committeeの先生方に原稿確認を依頼し、博士論文を大学に大学院に提出することを認められ、2023年1月15日に2回目のDefenseを受けた。Defenseでは、改訂・修正箇所に関して肯定的なコメントを多く頂き、合格判定を得ることが出来た。2016年から取り組み始めた研究・論文を7年かけようやく完成させることが出来た。2018年度から科研費を支給頂いたが、コロナ感染拡大が原因で2022年度まで一度も海外の学会で研究発表をすることが出来なかった。しかし、そうした困難に屈することなく毎日、論文執筆に取り組んできたおかげでようやく600ページに及ぶ長編論文を完成させることが出来た。この長編論文を書き上げた経験は、これからの研究活動に活かされると考えている。幸い2023年度、再度、科研費使用期限を延長頂くことが認められた為、2023年度は、長編論文にまとめ上げた研究結果をいくつかの学会で発表していきたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ感染拡大の影響で、2018年度から2022年度まで全く海外の学会で発表することが出来なかったが、研究は概ね順調に進んでいると言える。なぜなら、科研費研究テーマで執筆してきた600ページに及ぶ長編論文を2022年度末に完成させることが出来たからである。この研究論文のテーマは留学で、2020年から2年間、コロナの影響で留学プログラムが完全にストップしてしまった際は継続すべきか否か、非常に悩んだが、最後までやり遂げることが出来た点は高く評価されるべきことと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、2022年度までに長編論文にまとめ上げた研究結果を海外・国内で開かれる学会で発表していきたいと考えている。コロナ感染拡大の影響で、この科研費の支給が始まった2018年から2022年まで一度も海外の学会で発表することが出来なかった為、2023年度は、できるだけ多く国内外の学会で発表していきたいと考えている。この報告書作成している現時点では、2023年8月下旬に韓国で開催される国際学会、Asia TEFLで学会発表できることが決まっている。その他、いくつかの学会で発表することを検討している。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた一番の理由はコロナ感染拡大の影響でこれまでに全く海外の学会で発表することができなくなってしまった為である。2023年度は、科研費研究テーマ で執筆した長編論文の内容をいくつかの海外・国内学会で発表していきたいと考えている。
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Research Products
(4 results)