• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2018 Fiscal Year Research-status Report

動詞分類における学習および研究のコーパスの構築

Research Project

Project/Area Number 18K00823
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

朱 継征  新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (20313497)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 楊 麗栄  新潟大学, 現代社会文化研究科, 博士研究員 (50815834)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsコーパス / 形態素 / 動詞の分類 / 一般学習者 / 研究者
Outline of Annual Research Achievements

本研究は動詞と他の品詞(「動詞+形容詞」、「動詞+名詞」、「動詞+形容詞」、「動詞+その他」(以下はそれぞれ「V+VP」、「V+NP」、「V+AP」、「V+その他」で表示する)との組み合わせのデータを格納し、分類及び対訳を加え、中国語学習者、研究者、教育者に有効かつ有力な学習および研究コーパスを提供することが目的である。
平成30年度は基本的に、コーパスの基礎構築、すなわち資料の収集、入力、分類の作業を行った。具体的な作業は以下になる。
①《中日辞典》第3版(語彙項目は8万個)の三分の二の動詞の抽出作業が完了した。②抽出した動詞と動詞の語義を中国語の一般学習者用と研究者用に分け入力し終わった。そして抽出した動詞を「V+VP」、「V+NP」、「V+AP」、「V+その他」の形式で組み合わせ、入力作業が完了した。③関連なる例文を10個ずつ(すべてではない)入力し、日本語訳も付与した。④抽出された動詞の語義、分類、例文の適切さを審査した。
以上の作業を行う際に、「V+VP」の後項述語は動詞だけではなく、形態素であることが少なくないことが判明した。これまでの研究では、動補構造の後項述語は「V+VP」と「V+AP」であるとみなされているが、今回の分類で動補構造の範囲を改める必要があることを明らかにした。
また、本研究のコーパス構築において、データの分類と分析などの作業を若手研究者に振り分けることにより、若手研究者の育成に大きく貢献することができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

「V+VP」のVPは形態素が含まれるため、抽出には時間がかかっているが、動詞の抽出作業と例文抽出の基準が明確であるため、残りの単語に関しては、今年度中は計画どおりに完成できると予想される。
また、次年度のプログラム作成のプログラマーを確保することができ、打ち合わせが少しずつ進んでいる。このまま、研究活動へ移行できる。

Strategy for Future Research Activity

次年度においては、《中日辞典》第3版の残りの動詞の抽出と分類を完成させ、足りない例文をBCCとCCLから補足し、入力作業をすべて終了させる。
①引き続き抽出した動詞と動詞の語義をパソコンに入力し、中国語の一般学習者用と研究者用の例文を分類し、データベース化する。②抽出された動詞の語義、分類、例文の適切さを審査する。③データを日本語に訳す。④プログラムの作成に入る。⑤第一次資料としての学習者と研究者のコーパスを完成させる。その上、研究成果を踏まえて研究論文を作成する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2019

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Journal Article] 関与東部結構的研究ーー以”V完”為例ーー2019

    • Author(s)
      朱継征
    • Journal Title

      『言語研究』

      Volume: 第4号 Pages: 55-62

  • [Presentation] 偏誤類型与“把字句”的関係分析2019

    • Author(s)
      楊麗栄
    • Organizer
      British Chinese Language Teaching Society
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2019-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi