2020 Fiscal Year Research-status Report
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18K00823
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
朱 継征 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (20313497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
楊 麗栄 八戸学院大学, 八戸学院大学, 准教授 (50815834)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | コーパス / 一般学習者 / 研究者 / 中国語 / 日本語訳 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は中国語学習者に有力な学習コーパスを提供するだけではなく、研究者と教育者に有効かつ有力な研究コーパスを提供することが目的である。具体的には動詞と他の品詞(「動詞+動詞」、「動詞+名詞」、「動詞+形容詞」、「動詞+その他」(以下はそれぞれ「V+VP」、「V+NP」、「V+AP」、「V+その他」で表示する)と組み合わせ、有効な例文を選出し、日本語の対訳を加える。令和2年度は主に例文の選出と翻訳の作業を行った。具体的な作業は以下になる。①抽出した動詞を「V+VP」、「V+NP」、「V+AP」、「V+その他」の形式に分け、それぞれの例文をCCLとBCCから抽出し入力した。例文選出作業はほぼ完成した。②選出した例文に日本語訳を付与し、その作業は二分の一が完成した。③完成した翻訳の適正さをチェックした。④入力の形式などについて、随時に本プロジェクトを担当するプログラマとコミュニケーションを取りながら行っていた。 本研究のコーパス構築において、データの分類と分析などの作業を若手研究者に振り分けることにより、若手研究者の育成に大きく貢献することができた。また、本研究により、利用者の研究または学習負担を軽減させることが大いに期待できる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの関係で、仕事を引き受けてくれた担当スタッフが本業に使う時間が予想以上多くなり、例文抽出と翻訳などの作業に使う時間が減ったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度においては、例文の補足、翻訳、プログラムを完成させる予定である。具体的な作業は以下になる。① 残りの動詞の例文をBCCとCCLから補足する。6月頃選出と入力作業をすべて終了させる予定である。② 例文選出が終わったブロックから逐次に日本語訳していく。翻訳は12月末に完成させる予定である。③ 翻訳文の適切さをチェックする。④ プログラムは2022年3月中旬までに終了する予定である。⑤ 研究成果を踏まえながら、口頭発表や研究論文を作成する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナウィルスの関係で、プログラムの進行はやや遅れております。 そのため、翻訳とプログラミングへの予定額は今年度に移行することにした。
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