2020 Fiscal Year Research-status Report
世界展開と高大接続のためのインターアクティブ・プレゼンテーション教授法の提案
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18K00882
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Research Institution | University of the Sacred Heart |
Principal Investigator |
奥切 恵 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (70410199)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹田 らら 東京電機大学, 工学部, 講師 (80740109)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | プレゼンテーションスキル / プレゼンテーション教育 / リーダーシップ / 女性のリーダーシップ / キャリア / 高大連携 / 産学連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度の研究成果をもとに、更なるデータを収集・分析し、オンライン授業における英語プレゼンテーション教育の影響と可能性について2020年度大学英語教育学会関西支部大会にて研究発表した。研究発表では様々な研究者からフィードバックを得ることができ、今後の研究を進める上での糧となった。日本での初等・中等・高等教育におけるコミュニケーションやアウトプットの教育についても研究を進めることができ、各自治体の英語教育で力を入れているテーマ調査についても執筆することができ、高大連携の糸口を掴むことができた。 実際に学習者が英語プレゼンテーションを学ぶ意味とその教育効果を探究するため、どのようにリーダーシップ教育に活かすことができるかについて、 12th Annual Women’s Leadership and Empowerment Conferenceにて論文発表し、女性のリーダーシップやチームワーク、及び社会参画においてのプレゼンテーションスキルとその教育の重要性と今後の教育への示唆を提言することができた。発表においては世界中の研究者だけでなく一般企業に携わる方々からのフィードバックも得ることができ、その結果が論文として発表された。日本リーダーシップ学会講演会においても、プレゼンテーションとリーダーシップ教育の重要性について2021年度の講演会発表に応募する研究を進めている。英語とことばについての勉強会もメルボルン大学の研究者と開催できた。 2021年度は大学英語教育学会関東支部大会にて、英語教育に関わるワークショップを共同研究者と企画し、高校教員や外国出身の英語教員を含む他7名の研究者とともに研究成果の発表をする準備を進めている。またWorld Congress of Applied Linguisticsでも分担研究者及び連携研究者2名と共同発表することが決定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年度に予定されていたWorld Congress of Applied Linguistics国際学会での発表が、コロナ感染防止のため2021年度に延期になったので、研究期間は一年延長することとなったが、2020年度は国際大会(12th Annual Women’s Leadership and Empowerment Conference)と国内学会(2020年度大学英語教育学会関西支部大会)での発表合計2件と国際ジャーナルと国内での雑誌に1件ずつ(合計2件)の論文執筆も完了し、研究の進捗には特段の問題はなくさらに研究を深めることができたので、順調に進展しているといえる。またオンラインで国内外の研究者及び様々なエリアのリーダーと意見交換することができ、計画以上に研究を深めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度に予定されていたWorld Congress of Applied Linguisticsがコロナ感染防止のため2021年度に延期されたため、予定していた共同研究者及び研究協力者2名と共同の研究発表は2021年度に遂行予定である。2021年度大学英語教育学会関東支部大会では、共同研究者と共に英語教育に関わるワークショップを企画し、研究成果の発表をする予定である。プレゼンテーション教育の研究はグローバル時代に必須のリーダーシップ教育にも大きく関わり、今年度参加した日本リーダーシップ学会講演会においてもその重要性を再確認し、2021年度の講演会発表に応募する手続きを進めている。 すでに収集したデータは整理を始めているが、予定よりも多くのデータを収集することができたので、この最終年度にデータ整理を完了し、そのデータを使用して更なる研究にも繋げたい。
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Causes of Carryover |
2020年度に予定されていたWorld Congress of Applied Linguisticsがコロナ感染防止のため2021年度に延期されたため、発表地のオランダへ出張のための旅費の使用を2021年度に延期した。この発表は予定通り共同研究者と研究協力者2名と共同の研究発表は2021年度に実施予定である。また、2020年度はコロナ感染防止のため、国内外ともに学会や大会がオンラインで実施され、出張費などを使用する機会がなかった。
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Research Products
(9 results)