2018 Fiscal Year Research-status Report
Early Stuart Parliaments and Church Government: Rethinking the English Revolution
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18K01042
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| Research Institution | International Christian University |
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Principal Investigator |
那須 敬 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (40338281)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | イギリス革命 / 宗教改革 / イギリス議会史 / ヨーロッパ近世史 / 異端 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、単著（後述）出版に向けて史料調査、研究討議、執筆活動を中心に活動した。直接経費は史料・文献購入、手稿史料の撮影と分析、English Short Title Catalogue等データベースを用いた17世紀イギリス出版動向の調査等に用いた。2019年3月に本研究課題の成果と課題をまとめた単著（『イギリス革命と変容する＜宗教＞：異端論争の政治文化史』）を上梓した。序章および全6章からなる本書では、革命期（1640年代）イングランドにおける諸宗教政策を、王権・議会・国教会聖職者らのあいだで展開した教会統治権をめぐる1620年代の論争からの連続性のなかで解説したことで、本研究課題の主要な目的を達成した形になる。今後は、二つの時代にまたがって活動したキー人物のケース・スタディを継続し、この問題についての理解をさらに深めてゆきたい。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
単著（上述）を当初の予定より早く刊行することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
上梓した単著（上述）を用いて、他の研究者との研究討議を継続する。
また、これまでの研究でその重要性があらたに明らかになった庶民院議員サー・ロバート・ハーリ、聖職者スティーヴン・マーシャルなどの人物についての詳細な研究を、イギリスの文書館史料を用いて継続する。
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| Causes of Carryover |
単著執筆等の事情により、2018年度夏期に計画していた海外調査を2019年度に延期したため、また、単著出版（2019年3月発行）にかかわる諸費用の支払いが2019年度に行われるため。
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