2019 Fiscal Year Research-status Report
Affect assessment on surface protection and reproducibility for "touching" exhibits of shockwave molded replica specimens
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18K01107
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
嶽本 あゆみ 沖縄工業高等専門学校, 生物資源工学科, 准教授 (60505858)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | EXPLOGRAPHY / ハンズオン展示 / 塑性加工 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き、沖縄本島に分布する主に陸上植物(カンヒザクラ、リュウキュウマツ他)、サンゴ(ニオウミドリイシ。研究協力者の提供による)、海中植物(ウミクサ類)を原型試料として、衝撃成型レプリカ標本の製作を試みた。比較検討も同様に次年度課題となる。表面保護処理検討についてはカンヒザクラを原型としてアルミニウム板に衝撃成型を行った陽極酸化処理(アルマイト処理)ならびに銀および18金によるめっき処理を行った標本の、保管室の温度・湿度の記録、手脂による汚損進行を調査中である。また衝撃成形レプリカの雄型を用いた樹脂レプリカ標本を、イチョウ葉の型を用いて製作した。微細構造再現性解析については、平成30年度末に所属機関予算にて低真空走査型電子顕微鏡(日本電子JSM-IT100)を新規に購入したことにより、原型ならびにレプリカの比較検討を進行している。また放電による衝撃成形を簡便に行えるよう、脱気シーラーをベースとした衝撃成形レプリカ標本専用の装置の設計を熊本大学伊東繁客員教の協力により進めている。 令和元年12月に開催された第29回MRS-J年次大会におけるポスター発表「衝撃成型によるレプリカ標本のハンズオン活用における耐久性検討」、ならびに令和2年3月に熊本大学主催でオンライン開催されたYellow Sea Rim Workshop on Explosion, Combustion and Other Energetic Phenomena for Various Environmental Issues YSR2020における発表「Hands-on utilization of plant replica specimens by shock wave molding 」にて成果発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成30年度末に所属機関予算にて低真空走査型電子顕微鏡(日本電子JSM-IT100)を新規に購入したことにより、原型ならびにレプリカの比較検討が進行している。 脱気シーラーをベースとした衝撃成形装置を熊本大学伊東繁客員教の協力により設計中である。 名護市博物館が移転のため長期閉館となったことならびに新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う各種ギャラリー等の閉鎖により、標本展示ならびに来場者アンケート調査は実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定に併行して、脱気シーラーをベースとした衝撃成形装置の設計から組み立てを進める。 平成31年度に実施できなかった標本展示ならびに来場者アンケートは、名護市図書館ギャラリー等を検討し、手指消毒のための消毒薬を準備する等、感染拡大防止策を講じた上で実施する。 国立科学博物館主催のサイエンススクエアは平成30年度で事業終了したこと、新型コロナウィルス感染症の影響で今年度夏期休業期間の企画等が現時点では不透明なことから、主に年度末にむけて自主開催等を検討する。
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Research Products
(3 results)