2022 Fiscal Year Research-status Report
Constitutionalism in the Commonwealth of Nations
Project/Area Number |
18K01266
|
Research Institution | Osaka Sangyo University |
Principal Investigator |
佐藤 潤一 大阪産業大学, 国際学部, 教授 (40411425)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 幸夫 四日市大学, 公共政策研究所, 研究員 (30135892)
柳井 健一 関西学院大学, 法学部, 教授 (30304471)
宮内 紀子 九州産業大学, 基礎教育センター, 准教授 (70755800)
松原 幸恵 山口大学, 教育学部, 准教授 (80379916)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 立憲主義 / コモンウェルス諸国 / イギリスとコモンウェルス / Constitutionalism |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は本来最終年度として課題を取りまとめる予定であったが、その確認のための調査がコロナの影響で実施できず、ほとんど課題の進展がなかった。
コモンウェルス立憲主義の変容を探求に重大な影響があるイギリスにおいても政権交代がおこり、とくに人権法の改正が取りざたされたがまとまらないまま新年度にはいってしまった。本研究が対象国としているオーストラリアやニュージーランドについても、研究はおこなったもののまとめるに至っていない。比較対象国としてカナダの調査を実施する予定であったが、10月末になってようやく入国が解禁された実情があり、その意味で、昨年度予定していた研究取りまとめのための調査は進展がなかったといえる。
実績といえるものは、研究代表の著書(法的視点からの平和学・2022年5月)と分担者による論文のみであった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度は本来最終年度として課題を取りまとめる予定であったが、その確認のための調査がコロナの影響で実施できず、ほとんど課題の進展がなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
遅れている研究の取りまとめを行い、あらたにコモンウェルス諸国からのイギリスへの影響についての研究の基礎を提供するかたちでまとめたい。
|
Causes of Carryover |
コロナ禍により海外調査が実施できなかったため。
|