2020 Fiscal Year Research-status Report
Japanese Postwar Reform of the Governmental System: a reconsideration from security, civil-military relations, and language encounter perspectives
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18K01414
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
コンペル ラドミール 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (90528431)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 政治学 / 日本政治史 / 人間の安全保障 / 安全保障化 / 政・軍関係 / 占領研究 / コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、戦後日本の統治制度改革について、安全保障的な観点に注目し、占領軍との関連で、軍官・軍民関係及び文化・言語邂逅という側面から日本戦後政治史の視点から分析を進めている。 2020年度は新型コロナウイルス感染症のため計画していた海外調査に行くことができず、費用を次年度に振り替えることとした。同年度に次の著書及び論文を執筆し、国際学会で報告し、これまで収集した資料や国内の文献を中心に調査を継続した。 研究成果として、2020年6月23日にオンラインでIPSA国際政治学会の安全保障・紛争・民主化研究委員会のウェビナーシンポジウムを開催し、"Social and Cultural Contexts of Responses to the Coronavirus COVID-19 in Risk and Security Areas"と題する報告を行った。さらに、2020年9月17日に同学会のオンラインフォーラムに参加し、"Social and Cultural Contexts of Responses to the COVID-19 Disease"と題する報告を行った。ほかには研究テーマに間接的に関連する国内講演やメディア対応を行った。 学術書としては次の書籍を編集した:Radomir Compel and Rosalie Arcalla Hall, eds., Security and Safety in the Era of Global Risks, Routledge, 2021. 学術論文として"Relationship between Safety and Security within the Context of Risk and Intentionality"を執筆した。ほかに、研究テーマに間接的に関連する文献も執筆した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国内学会および研究会のみならず国際学会において研究成果を公表した。新型コロナウイルス感染症のため計画していた海外調査に行くことができなかったが、これまで収集した資料を分析し、国内文献を中心に調査を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症関連の制限を見て、これまで計画していた海外調査の実施を検討している。調査旅行が不可能な場合、これまで収集した資料を分析し、国内文献を中心に調査を継続する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症関連の制限で計画していた海外調査に行くことができず、調査費の66万円を使途できなかった。調査費を次年度に振り替えて、渡航が解禁され海外調査が支障なく実施できる場合、同調査を行う。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] チャイナ部隊とは、コメント2021
Author(s)
コンペル ラドミール
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Journal Title
地域史と世界史を繋ぐ1、チャイナ部隊とは、地域史と世界史を繋ぐ 1947-1949『チャイナ部隊』~写真・証言・外交文書から読み解く戦後初期秘話~、オンラインシンポジウム実施報告書
Volume: 1
Pages: 13-15頁, 52-57頁
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