2021 Fiscal Year Research-status Report
理想主義国家アイルランド共和国の国連PKOへの参加理由とそのメリット
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18K01478
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Research Institution | Kyoei University |
Principal Investigator |
石塚 勝美 共栄大学, 国際経営学部, 教授 (20337653)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | Ireland / peacekeeping operations / United Nations / middle powers |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、新型コロナウィルス蔓延のために、フィールドリサーチをすることができなかった。よってフィールドリサーチではなく、現存の論文や公文書を多く採り入れ、研究範囲をアイルランド共和国に特化するのではなく、アイルランド共和国をはじめとする中堅国(Middle Powers)におけるPKO政策といったような、広い研究範囲で行うこととした。 今年度の研究実績として、まず欧州の中堅国の国連PKOにおける歴史的な考察と、それにおけるアイルランド共和国の立ち位置を議論する、という内容でAcademic Council on the United Nations System (ACUNS) という国連に関する国際学会において"European Middle Powers' Policy towards Peacekeeping and Ireland's Multilateralism: with activism and prudence"という論文を発表した。(6月)。 また中堅国家が現在の世界の紛争解決に関して貢献すべき活動を提示した内容で"Middle Powers and Peace Operations: Expecting the New Innovation of Conflict Resolutions"という論文を共栄大学研究論集第20号に出版した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの世界的な蔓延によってフィールドリサーチや国外の学会に行けなかったこと、また国内の学会においても中止や簡素化されることが多かったこと、また国内出張においても消極的にならざるをえなかったことがあげられる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、新型コロナウィルスに対する世界の対応・対策が緩和化されており、海外のフィールドリサーチに行く。具体的にはアメリカ・ニューヨークの国連本部のPKO局の方に行き、アイルランド共和国をはじめとするPKO要員派遣国に関するインタビューをしたい。また上記に述べた国連関連の国際学会(ACUNS)にも再度論文を発表する予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス蔓延のために研究の進度が遅れているため。また来年度使用計画に関しては、フィールドリサーチを中心に活用していきたい。
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Research Products
(2 results)