2019 Fiscal Year Research-status Report
Empirical Analysis on Environmental Voluntary Approaches in Japan
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18K01615
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
爲近 英恵 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (30581318)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | CSR / Voluntary Approach / Eco-friendly vehicles |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、Eco-friendly vehiclesとCSRの2本の論文について、次の3点に従事した。
(1)Eco-friendly vehiclesに関する論文、“Effects of Environment-Related Stimulus Policies: An Event Study Approach”を、国際会議(査読付き)であるThe 24th Annual Conference of the European Association of Environmental and Resource EconomistsとThe 64th Annual Conference of the Australasian Agricultural and Resource Economics Societyにて報告した。 (2)論文、“Effects of Environment-Related Stimulus Policies: An Event Study Approach”を査読付き国際学術雑誌に投稿するとともに、そのリヴァイス作業に従事した。 (3)CSRに関する論文について、2018年度に整備したデータを用いて、日本企業の環境保全に関する自主的な取り組みについて、「環境保全」と「持続可能な経営」の両立が実現可能であるのかについて評価を行った。また、どのような自主的な取り組みがどのような環境保全に有効であるのかについても分析した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
論文、“Effects of Environment-Related Stimulus Policies: An Event Study Approach”については、2つの国際会議(査読付き)での報告、投稿作業、リヴァイスなど円滑に進められている。 また、CSRに関する論文についても、実証分析を進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
CSRに関する論文について、Discussion Paperとしてまとめ、査読付き国際学術雑誌に投稿する予定である。
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Causes of Carryover |
年度末の英文校正費を科研費から執行する予定であったが、その時点における科研費残額が9262円と支払いに充当するのに残額不足であったため、科研費から執行できなかった。これより、次年度使用額が生じた。
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Research Products
(2 results)