2020 Fiscal Year Research-status Report
Empirical Analysis on Environmental Voluntary Approaches in Japan
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18K01615
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
爲近 英恵 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (30581318)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | Eco-friendly vehicles / Voluntary Approach / CSR / IES / consumption |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、Eco-friendly vehiclesとIntertemporal elasticity of substitution (ISE)に関する2本の論文と、環境と公益事業およびレジリエンスと公益事業の対応についての著書について、次の3点に従事した。 (1)Eco-friendly vehiclesに関する論文、“Effects of environment-related stimulus policies: An event study approach”のリバイス作業に従事した。本論文は、査読付き国際学術雑誌、Case Studies on Transport Policy, 2020, Volume 8, Issue 3に掲載されている.
(2)環境と公益事業、および、レジリエンスと公益事業の対応について、「公益事業の課題としての地球環境問題」としてまとめた。2020年12月に出版された、書籍『公益事業の変容 : 持続可能性を超えて 』の第10章に所収されている。
(3)日本のIntertemporal elasticity of substitution (ISE) に関する論文、“Japan's intertemporal elasticity of substitution of consumption”について、査読付き国際学術雑誌、 Applied Economics Letters の改訂要求に従って、論文リバイス作業に従事した。本論文は、Applied Economics Lettersに掲載が決定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
査読付き国際学術雑誌に投稿し、改訂作業を行い、掲載されたもの、掲載の決定がされたものなど、すでにある程度分析が進められてきた研究については順調に進んでいる。しかし、2020年度に更なる分析を進める予定であった、2019年から従事しているCSRに関する研究については、COVID-19により、予定していた、国際会議での意見交換や研究報告、国際会議を通しての情報収集が不可能になり、研究を進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
CSRに関する論文について、分析を追加し、Discussion Paperとしてまとめ、国際会議などで報告し、査読付き国際学術雑誌に投稿する予定である。
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Causes of Carryover |
参加を予定していた、国際会議への出席がCOVID-19のため、キャンセルになったため、差額が生じている。次年度使用額は2021年度の国際会議への出席に必要な費用に充てる予定である。
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Research Products
(4 results)