2019 Fiscal Year Research-status Report
Economic Integration of Asia Pacific Region and the Role of Japan
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18K01618
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
才木 あや子 日本大学, 経済学部, 准教授 (40288022)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浦田 秀次郎 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (10185085) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | Currency Union / Capital Flow / Exchange Rate / Governance |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年5月の日本経済学会で発表論文 The anatomy of Internationalization of RMB(草稿は完了している)この分析の結果、中国の通貨である人民元は、アジアではなく、ブラジルや南アフリカなど、天然資源が豊富な国とのリンケージが強いことが明らかになった。アジアでの中国元の国際化は進んでおらず、むしろタイなどの中国以外のアジア諸国にリンクする傾向が最近になってみられる。しかし、アジアにおいてやはりドルの影響力が圧倒的に強い。この論文は完全には完成していないが、完成したらTCERWPなどで発表し、Journalに投稿する予定。 もう一つの論文は査読付きのジャーナルで審査中 ※Coping with the US QE:The Role of Good Governance(東アジアの発展途上国の優れたガバナンスがアメリカのリーマンショック後(2008-2014)のQEのスピルオーヴァー(過剰なCapital Inflow)を抑えたという結果が得れた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今、アジアにおける2国間の資金フロー(週次)を研究しているが、データが膨大なので、処理に時間がかかっているが、処理が終わり次第分析が可能になるのでアウトプットが出る予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、2国間の資本出入の膨大なデータ処理の段階であり、処理が終わり次第分析を進めていく予定である。また、もう一つの中国の元の国際化については、さまざまなロバストネスチェックや新たな手法を取り入れて、夏までにはWorking Paperの形でTCERから出版し、その後査読付きのジャーナルで審査する。
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Causes of Carryover |
今年できなかった(国際)会議での発表がCovid19の影響でキャンセルになったりしたため、海外での国際学会の発表に使用したい。
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Research Products
(2 results)