2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18K01631
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
中山 惠子 中京大学, 経済学部, 教授 (90207944)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白井 正敏 中京大学, 経済研究所, 特任研究員 (30121396) [Withdrawn]
松本 昭夫 中央大学, 経済研究所, 客員研究員 (50149473)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ノンポイント汚染 / 森林環境税 |
Outline of Annual Research Achievements |
森林におけるノンポイント汚染に対する環境政策を扱ってきたが、わが国では2024年度より国税としての森林環境税が導入されることもあり、森林環境税に関する研究-導入の経緯異、類似税の整理、政策効果、海外での事例、問題点等-も同時に行ってきた。ノンポイント汚染に対する環境政策の理論的分析とともに、森林環境税に関する研究もいちおうの成果は得ており、できれば、今後は共同オ研究者との対面の打ち合わせは言うに及ばず、海外での学会参加や調査に出向きたいと考えている。森林へのノンポイント汚染に関する環境政策は、いくつかの論文を発表し、また、森林へのノンポイント汚染、森林環境税に関しては、単著を2冊発刊した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナの蔓延により、予定していた海外での学会報告や調査は中止となったが、論文の掲載、著書の発刊などは行えたため、概ね順調に進んでいるといえよう。ただし、海外での調査や学会報告はできていないため、それに予定していた費用は最終年度に国内での調査っや打ち合わせにあてる予定をしている。また、最終年度に、当初の予定よりやや進んだ研究にも着手できればと考えているため、おおむね順調と考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナが落ち着いたら出張費を利用し、研究分担者との対面での打ち合わせを再開する予定である。これまで、この科研費を使用しての研究成果は、論文発表や単著2冊の出版などある程度の成果はおさめたものの、科研費を使いきれず、延長に至ったため、2022年度を有効に活用し、特に環境政策の部分をクールノーに焦点をあてて拡充する予定である。
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Causes of Carryover |
理由:コロナの蔓延により、当初予定していた旅費が執行できなかったため。 使用計画:コロナの収束を待ち、共同研究者との対面での打ち合わせ、海外での学会参加等に使用する予定。
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