2020 Fiscal Year Annual Research Report
An Acceleration Practice of Innovation and a Program Deveropment of Management Skill in Local Industrial Area
Project/Area Number |
18K01752
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
遊橋 裕泰 静岡大学, 情報学部, 教授 (90627374)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 宏和 静岡大学, 情報学部, 教授 (70298280)
永吉 実武 静岡大学, 情報学部, 准教授 (80620616)
遠藤 正之 静岡大学, 情報学部, 教授 (90772294)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | イノベーション人材 / 産業イノベーション / インキュベーション / ギャップ分析 / 人材育成プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトは、イノベーションファクターの体系的整理を行った上で、浜松地域における現状把握と、あるべき姿とのギャップ分析を行い、それを踏まえたイノベーション加速化の施策として、人材育成プログラムを構築し、インキュベーションシステムの構想を策定するプロジェクトである。 令和2年度は「イノベーション人材育成プログラムの実行と評価」と「浜松地域のインキュベーションシステムのあるべき姿の検討・試行」を中心に行った。 イノベーション人材育成プログラムの実行と評価については、オンラインの活用や感染対策を行って、地域連携や国際連携ができる様々な取り組みを行った。2020年4月に設立された「インドネシア・ビジネスマネジメント研究所」との連携により、Telkom大学との国際連携でも成果をあげることができた。また、浜松の地元企業のイノベーションに係るICT活用を支援する活動を行い、その成果を2020年6月の人工知能学会や2021年3月の日本情報経営学会中部支部研究会・日本経営学会中部部会で発表した。 浜松地域のインキュベーションシステムのあるべき姿の検討・試行については、試行には至らなかったものの、学会の研究会実施、日本生産性本部での研修実施、多数の発表を行い、検討を進めることができた。また、金融機関3社、証券会社3社、FinTech企業3社にヒアリングを実施した。ヒアリング対象組織は、みずほフィナンシャルグループ、飛騨信用組合、足利銀行、野村證券、大和証券、SBI証券、freee、リーテックス、日本リスクデータバンク。浜松地域のベンチャー企業の活動に関しても、継続的に調査を行っている。 また、浜松地域の産業イノベーション現状調査でも、継続調査を行い、成果を上げることができた。
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Research Products
(14 results)