2021 Fiscal Year Research-status Report
アジア展開における中小企業の経営自立化のメカニズム研究
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18K01783
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Research Institution | Japan University of Economics |
Principal Investigator |
高橋 文行 日本経済大学, 経営学部(渋谷キャンパス), 教授 (10647689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 敬三 日本経済大学, 経営学部(渋谷キャンパス), 特任教授 (30592448)
安田 知絵 日本大学, 生産工学部, 講師 (70719707)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アジア展開 / 中小企業 / 経営自立化 / 貿易 / 経済 / 持続的成長 / 直接投資 / 経済安全保障 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、アジア展開における中小企業の経営自立化のメカニズムを明らかにすることである。本年度はオンラインインタビューの実施や過去の事例研究の調査結果をもとにした分析を行った。事例研究から、中小企業の経営者がグローバル対応のマインドを持ち、足りない経営資源を外部から取り込むことで、アジア展開を通じて自立経営の国際企業へと成長できると結論付けた。研究成果は日本貿易学会、経営行動研究学会、東アジア経済経営学会、亜東経済国際学会など学会で発表された。著書1件、査読付き論文6件、大会発表2件。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一昨年来の新型コロナ禍で、様々な活動が制限される状況が続いている。本研究も新型コロナウィルス感染症の蔓延防止のため海外現地調査ができないまま現在に至っている。 国内でできる作業として定期的に研究メンバーとの研究集会を開催し、関連するオンラインセミナーへの参加や対象企業へのオンラインインタビューを行った。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症の蔓延終息の見通しが立ち次第、現地調査を実施したい。 今年はベトナム南部の日系工業団地、企業のインタビューとBinh Duong大学との研究交流を予定している。 本年度は本科研の最終年度であり、研究成果を論文や著作の形にして発信することを課題とする。それをもとに著作化を進めていくことは今後の予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の蔓延終息の見通しが立ち次第、現地調査を実施したい。 8月にベトナム南部の日系工業団地、企業のインタビューとBinh Duong大学との研究交流を予定している。 研究成果を論文や著作の形にして発信していく予定。
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Research Products
(9 results)