2020 Fiscal Year Research-status Report
Searching for new business areas utilizing existing technologies and searching for new technologies using knowledge of existing business domains
Project/Area Number |
18K01849
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
水野 由香里 国士舘大学, 経営学部, 教授 (80453463)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 保有資源 / 技術の活用 / 事業の探索 / 創発戦略 / 転機のマネジメント / レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1)Resource-based view of the firmに依拠した創発戦略の策定プロセスを検証して日本企業の創発戦略を再考すること、2)企業がそれまで蓄積してきた知識や情報、技術などの保有資源を十全に活用して、いかにして新たな事業領域を創出するのかの論理を導出すること、3)その「きっかけ」や「転機」をマネジメントする方法を検討することにあった。 2019年度までは、「当初の計画以上に進展していた」ものの、2020年度は、COVID-19の影響により、インタビュー調査をほとんど行うことができなかった。また、当初予定していた国際的な学会(Academy of International Businessにおける日本経営学会とAssociation of Japanese Business Studiesとのジョイント・セッション)での発表も、Proceedingとして登録されただけで、延期となった。そのため、2021年度への延長申請を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は、COVID-19の影響により、インタビュー調査をほとんど行うことができなかった。また、当初予定していた国際的な学会(Academy of International Businessにおける日本経営学会とAssociation of Japanese Business Studiesとのジョイント・セッション)での発表も延期となった。そのため、2021年度への延長申請を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
未だCOVID-19の状況が終息せず、依然、インタビュー調査や国際的な学会に出席することがかなわない状況ではあるものの、可能なものに関しては、積極的にオンラインを活用するなどして、少しずつでも進めていく所存である。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響で、インタビュー調査に行けず、学会発表もオンライン開催となったため、2021年度への延長請求を行った結果、認められた。2021年度は、残された検討課題について、少しずつでも進めていきたい。
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Research Products
(2 results)