2020 Fiscal Year Research-status Report
多国籍企業の知的財産マネジメントとグローバル・シチズンとしての納税責任
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18K01863
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
林 尚毅 龍谷大学, 経営学部, 教授 (10300451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 徹弘 龍谷大学, 経営学部, 教授 (20225006)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 知的財産 / 移転価格 / BEPSプロジェクト |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、多国籍企業の知的財産マネジメントの特徴を考察し、多国籍企業がグローバル・シチズンとしての納税責任を果たすことがその企業価値の向上に結びつくことを解明していくことである。2020年度は、これまでに収集した資料の分析にとどまった。これまでの研究結果を国際学会において報告し、知見を得ようとしたが、計画通りに遂行することができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は、新型コロナウィルスの影響によって、参加・報告を予定していた国際学会が中止となり、また予定していた企業調査もできなかったからである。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度も新型コロナウィルスの影響が続いているが、研究計画を若干変更し、文献研究を行い、国内の学会の報告会において研究成果を報告して、論文としてまとめる作業を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの影響により、参加・報告を予定していた国際学会が中止となったため補助事業を1年間延長した。しかしながら、次年度も新型コロナウィルスの影響が続き国際学会へ出席できなかった場合には、助成金の他の使用方法を検討する。
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