2020 Fiscal Year Annual Research Report
The study of interrelation of underpopulation and reduction of infrastructure
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18K01999
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
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Principal Investigator |
山下 祐介 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (90253369)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | 地域社会 / 過疎化 / 少子化 / 学校統廃合 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究これまで、学校統廃合を中心に、インフラの配置をめぐる状況が少子高齢化のために安定性を失いつつあること、このことが持つ社会全体の不安定性を誘引する危険について検討を加えてきた。またILC、オリンピック、原発事故等との比較も行ない、インフラ維持を実現していくことと社会の安定性とのつながりについても検討を行ってきた。全国的な比較と、理論化の追求が本年度の課題である。
最終年度の本年は、これまでの知見をふまえて、学校統廃合の現状を把握するために、広島県福山市、鹿児島県錦江町、静岡県川根本町について資料収集および現場へのヒアリング（オンライン）を行い、ケーズごとに状況整理の深化を図った。とともに、この3市町を含めた全国35市町村について、インターネット（文科省ホームページ）ほか関係資料を収集して学校統廃合をめぐる各地の比較分析・整理を行った。この学校統廃合問題に関する全国的な動向分析（質的検討）については、未公開ながら報告書も作成している。
また主に文献資料を渉猟し整理することで、学校統廃合および前年度までのインフラ整備と配置の検証のための理論的分析枠組みを検討した。地域・社会・国家の生成と解消について、都市、村、町、道の関係性と、その生成と発展、変化について日本を中心に海外の状況を比較検討した。
以上の学校統廃合に関する調査研究と、過疎問題とインフラ（国家・社会・地域）の関係性に関する理論化の作業を接続する研究としていくつかの論考を公表つつ、さらなる課題を整理して3カ年にわたる研究を終了した。
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Research Products
(3 results)
