2018 Fiscal Year Research-status Report
Identification of potential persons with difficulties such as hikikomori (social withdrawal) in a local community using a social functioning scale and standardization of support for them
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18K02094
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| Research Institution | Sanyo Gakuen University |
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Principal Investigator |
目良 宣子 山陽学園大学, 看護学部, 教授 (20511596)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 恒 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20464646)
鈴木 太 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (30542683)
牧野 拓也 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (20813752)
山本 智津子 摂南大学, 看護学部, 講師 (30511589)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | sSOFAS / 困難層 / 発見 / 身体障害 / 精神障害 / 知的障害 / ひきこもり / 不和 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
先の科研（科研番号:26380969）で開発したSOFAS（社会的職業的機能評定尺度）を簡便に算出する「構造化評価システムsSOFAS 」(以下sSOFAS)の自記式版を用いて、地域に潜在するひきこもり等困難層を発見し、原因の把握及び支援体制の構築を目的として、県内美作市と連携・協力して、2017年8月から進めている調査である。研究者らは、当初から調査計画を立てる形で参加し、200世帯を対象としてsSOFASを実際に使用したプレ調査を実施した結果（回収率79.7％）、sSOFAS60以下は対象者の10％であった。この結果を受けて調査票の見直しと調査方法の検討を行い、2018年11月末に20～65歳の13,220名を対象に市の方針により郵送返送方式で調査を実施した。2019年5月末までの回収予定であり、現時点での回収率は32.3％で伸び悩んでいるが、分析は2019年度中に行い、二次調査を進める予定である。一方、プレ一次調査でsSOFAS60以下の方を対象に、2019年2月にプレ二次調査を実施した。その結果、66.7％の方の身体疾患・精神障害等の状況について把握できた。既存の社会資源を活用されており、就労されていても何らかの課題を抱えておられることが明らかになった。この結果をもとに、次年度の二次調査の調査内容や方法について検討を重ね、順次進めていく予定である。社会資源に繋がっていない方については、市の担当課と調整し、支援を検討していく予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一次調査の発送までに時間を要したため、また回収状況がプレ一次調査より低いため、分析にかかるまでの時間を要している。
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| Strategy for Future Research Activity |
2019年5月末で回収を締め切り、データのクリーニングをした後分析に入る。順調に進めば、秋ごろから二次調査を実施する。一次調査は市の方で実施しているため、分析後二次調査の対象となる方に対して、市から調査への協力依頼を郵送する。その後、退職保健師の会に依頼をして、二次調査としての訪問調査を実施する予定である。調査の前には、調査の手順や方法について、研修を実施する。
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| Causes of Carryover |
2018年度の一次調査にかかる経費は美作市が負担することになり、2019年度の二次調査にかかる経費については研究者側で負担することになったため、2018年度の支出をできるだけ抑えた。プレ二次調査により、訪問調査で一日にこなせる訪問件数が算出できたため、一次調査の分析結果によって、sSOFASのカットオフ値をどこに充てるかを定め、訪問調査の対象者数を算定する。その対象者数に応じて、調査のための保健師を複数名雇用し、人件費・旅費に経費の多くを当てる予定である。
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Research Products
(1 results)
