2020 Fiscal Year Research-status Report
加齢による機能低下がもたらす在宅高齢者の調理上の不便さと栄養摂取状況との関連
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18K02191
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
野口 律奈 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 准教授 (70720796)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芝崎 本実 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 助教 (10634256)
野原 健吾 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 助教 (70727726)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 高齢者 / 調理 / 不便さ / 食品接種の多様性評価 / 胃酸分泌低下 / とろみ剤 / 胃消化シミュレーター(GDS) |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、在宅高齢者の調理上の不便さとそれへの対処行動(以下、調理行動)を見出すこと、調理行動と栄養摂取状況との関連性を明らかにすることの2点である。 245名へのアンケート調査と8名×2グループへのインタビューを終え、結果を解析中である。 また、高齢者の胃内消化をシミュレートするため、胃消化シミュレーター(GDS)を購入し、主食(飯・粥・食パン・うどん・そば)の基礎実験を終え、学会発表終了、論文投稿中である。主食の中の粥について、胃酸分泌低下(PH上昇)モデル、とろみ剤添加モデルの2モデルを設定し、GDSによる胃内消化シミュレート実験を終えた。今後、2モデルの解析と論文化を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
245名へのアンケート調査と回収、8名×2グループへのインタビューが終了し、アンケート結果(量的調査)においては、統計解析がほぼ終了している。 胃消化シミュレーター(GDS)による主食(飯・粥・食パン・うどん・そば)の基礎実験を終え、学会発表終了、論文投稿中である。 更に、粥に関する、2モデルの実験を終えている。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビューの質的分析をやり直し、早々に論文化する。 加えて、粥に関する2モデルの解析と論文化を進める。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響で予定が大幅に遅れた。次年度の費用は、学会発表および論文化(英文化)に使用する予定。
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Research Products
(1 results)