2020 Fiscal Year Research-status Report
ストック型住宅を実質化するために必要とされる人間・環境条件の探究
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18K02202
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
柳瀬 亮太 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (10345754)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 昌洋 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (10528756)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 住宅外観 / 住宅の魅力 / 戸建て住宅 / 現地調査 / 物理的要素 |
Outline of Annual Research Achievements |
「良質で継続性のある住宅」を実質化し、未来の住み手に対しても魅力的であり続けるために必要な空間構成要素を探究するため、重要伝統的建造物群保存地区の巡見を継続して行ってきていたが、本年度は国内外ともに実施できなかった。また、住宅地での調査実施についても慎重な判断を求められたため、こちらについても来年度への延期が適当と判断した。そのため、当初の予定を変更し、研究期間の延長を申請した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19感染拡大による活動自粛などの影響を鑑みて、研究全体の予定を延期したため遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度はCOVID-19感染拡大に対応した研究活動を遂行できると思われる。これまでの成果をふまえた調査もしくは実験を実施し、学会大会などでの発表を含め、研究を進める予定を組んでいる。研究期間の最終年度とすべく、住宅の長期的な維持を実現する要件の資料化に注力する。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染拡大による活動自粛などの影響を鑑みて、継続して実施してきた重要伝統的建造物群保存地区の巡見を全て取止めて、さらには住宅地での調査など研究全体の予定を延期したため。 次年度の使用計画は、継承されてきている建物(群)の巡見、研究成果報告(学会大会発表など)および資料づくりに要する経費として使用する予定である。
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