2020 Fiscal Year Research-status Report
Social and Economic Implications of Infertility
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18K02221
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
伊藤 ゆかり 大阪大学, 国際公共政策研究科, 招へい准教授 (90399618)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三田 貴 京都産業大学, 国際関係学部, 教授 (00456956)
樺山 舞 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50635498)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 少子化対策 / 不妊治療 / 子育て支援 / 支援施策 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年2月に実施したインターネット調査の分析を進めている。現時点では単純集計と男女別、サンプルの年齢別(20代、30代、40代)のクロス集計を終えている。今後は、1.挙児希望、2.仕事の状況、3.健康と不妊治療の状況、について、先行研究をレビューしたのちに、論文化に向けて分析手法を検討する。 今年度は、職場や地域における少子化の支援策の事例比較、少子化対策の地域へのインパクトの評価を行うため、自治体関係者へヒアリング調査を実施することで計画していた。しかしながら、新型コロナウイルス感染症により、予定をしていた自治体関係者へのヒアリング調査を行うことが困難であった。そのため今年度にヒアリング調査を行うことは断念し、次年度に実施計画を延期することとした。 次年度については、2021年5月にヒアリング調査についての研究倫理申請を行い、研究倫理審査の承認が下り次第、調査に取り掛かれるように計画をしている。現時点(2021年4月)で3回目の緊急事態宣言が出ている状況のため、ズームなどのオンラインのツールを使ったインタビューを行うなどの調査方法を取り入れることで、新型コロナウイルス感染症の影響を減じる形でヒアリング調査を実施する。 研究成果の社会への発信については、今年度予定をしていた国際学会への参加は取りやめとなった。そのため、次年度オンラインで開催される学会での学会報告を予定するなど、新型コロナウイルス感染症の影響を減じる形で、発表の機会を積極的に行うように計画を修正して実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症によって、今年度予定していた調査が実施できなかったため、次年度に調査を延期することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度には職場や地域における少子化の支援策の事例比較、少子化対策の地域へのインパクトの評価を行うためのヒアリング調査を実施する。早めに倫理審査の申請を行い、新型コロナウイルス感染症の影響が少ないとされる時期に集中的にヒアリング調査を行うことで計画を変更する。
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Causes of Carryover |
今年度は当初予定をしていたヒアリング調査が新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、調査を行うことができなかったため、調査を延期することとした。さらに、研究成果の社会への発信については、今年度予定をしていた国際学会への参加は取りやめとなった。研究計画を変更せざるを得ず、次年度使用額が生じた。 次年度については、5月にヒアリング調査についての研究倫理申請を行い、研究倫理審査の承認が下り次第、調査に取り掛かれるように計画をする。現時点(2020年4月)で3回目の緊急事態宣言が出ている状況のため、ズームなどのオンラインのツールを使ったインタビューを行うなどの調査方法を変更することで、新型コロナウイルス感染症の影響を減じる形で調査手法を変更することで、調査を実施することを計画している。 研究成果の社会への発信については、次年度オンラインで開催される学会での学会報告を予定するなど、新型コロナウイルス感染症の影響を減じる形で、発表の機会を積極的に行うように計画を修正して実施する。
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Research Products
(3 results)