2020 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the International Education Network for OOSCY in the ASEAN countries
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18K02394
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
乾 美紀 (寺尾美紀) 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (10379224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荻巣 崇世 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (00743775)
鴨川 明子 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (40386545)
中矢 礼美 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (70335694)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | OOSCY / 国際NGO / 教育のアクセス / 教育の質 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度まで調査は順調に進行し、各国で現地調査により情報収集を進めていた。2020年度(最終年度)の目的は、3年間の個別調査によって得られた知見を共同研究者全員で総括する機会を設け、研究成果を報告するための公開シンポジウムを開催するとともに研究報告書を刊行する、研究結果はを英文でも執筆し、国際学会等や国際雑誌にて発表する、ことであった。しかし、海外でのフィールド調査ができなくなり、しばらく調査を中断していた。各国のロックダウンが解除され次第、調査を進めようとしたができなかったため、現地の調査協力者に依頼して、現地で追加インタビューを依頼したり、オンラインによるインタビュー、情報収集を行うなどして調査を進めた。特に、国際支援ネットワークに関する活動が現地でストップしていたため、取りまとめが難しく、オンラインによる情報収集に努めた。 その成果もあり、各担当国におけるOOSCYの現状と支援についてある程度整理することができたので、『アセアン諸国のOOSCYに対する国際教育支援ネットワークに関する研究』(中間報告書)のタイトルで、報告書を作成した。出版した報告書は研究関係者に配布するとともに、代表者のHPなどを通して広く一般に公開した。 これまでの調査結果は、国際学会や国際雑誌において発表することができたが、公開シンポジウムを開催できなかった。また2020年度の日本比較教育学会の課題研究において、研究分担者とともに調査結果を広く公開する予定であったが学会が中止となった。学会大会は2021年度に延期となったため、その場で研究結果を報告する予定である。
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Research Products
(20 results)