2018 Fiscal Year Research-status Report
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18K02445
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
大浦 麻絵 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40404595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 浩文 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20359996)
米谷 光弘 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (50175006)
森 満 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (50175634)
助友 裕子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (50459020)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 保育士 / ワークライフバランス / 抑うつ |
Outline of Annual Research Achievements |
女性の社会進出のみならず、療養中など社会のサポートが必要な養育中の家庭を支えている保育施設は重要な社会資源の一つである。その一方で保育士の離職率の高さ、勤続年数の短さは大きな社会的問題になっている。私たちは保育従事者の処遇改善は公衆衛生課題としても喫緊の課題であると考え、追跡調査研究を行う。縦断調査研究は自記式アンケート調査を用いた2年間の追跡で研究デザインしている。 本研究では保育従事者を対象とした。保育従事者は保育園勤務の保育士のみならず、保育の職種に当たる学童指導員、デイケア、デイサービスなどに従事する者(但し、看護職員、栄養士、事務職員は除く)も包括予定である。 特に保育園などの保育施設は歴史的変革期を迎えており、未だ業務の見直しなどが発生しており多くの事務作業に追われている現状がある。特に北海道は広いので札幌などの大都市圏と地方とでは状況が大きく異なっている。 本研究で詳細な業務状況や就労年数や家族の状況などを把握することが出来れば貴重な資料となることが期待される。また、これまでは園長を介しての依頼していたが、この手法ではバイアスが生じてしまうことが懸念されるので新たな依頼方法を現在、検討している。 調査協力については2015年から続いている研究であることより、道内のこれまで研究協力関係にあった道内の保育従事者統括機関、そして新規の機関より既に研究協力内諾、承認を得ている。倫理委員会への申請準備も始めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は調査協力依頼と質問票の設計などの地盤固めに従事した。 これまで行ってきた研究協力関係や信頼関係から、従来の機関のみならず新規の機関にも本研究にも研究協力を得ることが出来た。 調査票については追跡研究であることを考え、これまでの調査票を基本的に踏襲しつつ、いくつかの項目を加え改良した。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理委員会の承認を得た後、ベースライン調査を開始する。
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Causes of Carryover |
調査開始を次年度に開始としたため
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