2020 Fiscal Year Research-status Report
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18K02445
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
大浦 麻絵 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40404595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 浩文 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20359996)
米谷 光弘 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (50175006)
森 満 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (50175634)
助友 裕子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (50459020)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 保育者 / 離職 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度においては新型コロナウイルス感染拡大のため、調査フィールドとして設定していた幼稚園教諭の研修会等がすべて中止となり、協力が得にくいというよりも研究そのものの遂行ができない状況下であった。そのため、研究活動も休止せざる決断をした。同時期に大学立ち入り等が生じたため、研究支援員の協力も途切れた。このような状況下であったが、前年度までのデータ入力については完了した。現在、解析中である。 2021年度には、調査フィールドを研修会ではなく、会員園に依頼参加する形として郵送法を行うための研究体制の見直し、再基盤づくりを行った。その結果、日本保育協会には保育士、北海道私立幼稚園協会には幼稚園教諭を対象とした調査協力体制構築を創ることが出来た。 また、2021年度に行う新たにスタートさせる調査には、コロナ禍において幼稚園、保育園の経営基盤の問題が生じていると考え、経済学をバックグラウンドにもつ研究者の参画を実現することが出来た。我々は園の経営状況は本研究の大きなキーワードの一つになるのではないかと目している。また、保育者の離職問題はコロナにより更に二極化された印象は否めない。そして今の現場の保育士の声を聴いてから作成する現場に寄り添った形にしたいと考えて、日本保育協会北海道支部から保育士からのインタビュー協力を得られる確約を得た。現在、調査票の再作成作業に取り掛かっている。倫理委員会の再承認が必要であるため、2021年度秋くらいが調査実施となると見込んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度はコロナ禍で予定していたすべての研修会が中止となった。そのため研究フィールドを再度見つけなおす必要が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度の調査は日本保育協会北海道支部と北海道私立幼稚園協会の協力を得て行う。
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Causes of Carryover |
本年度、コロナ禍のため体制を見直す必要等が生じたため。新たな調査を行う準備を進めている
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