2021 Fiscal Year Annual Research Report
Verification of Japanese-Style Health Education Program for Developing Countries and Development of Learning Materials
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18K02556
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| Research Institution | Kio University |
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Principal Investigator |
高田 恵美子 畿央大学, 教育学部, 教授 (70623908)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上原 美子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (10708473)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 開発途上国 / 養護教諭 / 身体測定 / 健康教育 / 紙芝居 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、開発途上国における子供の健康問題を解決するために、日本独自の職種である養護教諭の特性を活かした日本型健康教育プログラムと指導教材を開発し、その有効性を検証することを目的としている。
2021年度も2020年度と同様に、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行のため、ソロモン諸島国での現地調査を行うことができなかった。また、JICA隊員の日本への引き上げにより、現地協力校の情報を収集することが困難な状況にあった。
2021年度は、これまでの2回の調査で明らかとなった児童の身体測定の様子や生活の状況、教員の健康教育に対するニーズと、ソロモン諸島国教育省のカリキュラムや教科書をもとに、開発途上国において持続可能な日本型健康教育プログラムを作成した。プログラムはLesson1:Know your body、Lesson2:Know your health、Lesson3:Understanding growth and development、Lesson4:Understanding hand cleanliness、Lesson5:Understanding dental health で構成されている。また、指導教材として、「Goodbye Bacteria」「How Our Bodies Grow」「My Precious Teeth」を紙芝居版とデジタル版で作成した。これらはJICAソロモン支所や関係機関に送付し、今後活用を依頼している。これまでのソロモン諸島国での活動については、少年写真新聞社 小学保健ニュースで報告し、2022年6月に発表予定である。
しかし、本研究で当初計画していた日本型健康教育プログラムと指導教材の有効性の検証ができていない。今後は、開発途上国等でのプログラムや指導教材の活用状況を調査し、有効性について調査する予定である。
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