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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Development of learning model about "efficiency" and "fairness" on the theme of social capital development

Research Project

Project/Area Number 18K02572
Research InstitutionKyoto University of Education

Principal Investigator

石川 誠  京都教育大学, 教育学部, 教授 (00293978)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 池田 恭浩  京都先端科学大学, 人文学部, 准教授 (00814550)
土屋 雄一郎  京都教育大学, 教育学部, 教授 (70434909)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords中学校社会科公民的分野 / 「効率」と「公正」 / 学習モデル開発 / 行動経済学
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,2008年公示の学習指導要領中学校社会科編で導入された「効率」と「公正」の概念に関して,経済学および社会学の立場から両概念に理論的分析を加え,それをもとに社会資本整備を題材とした学習モデル開発を目的としている。本研究は昨年度までが補助事業期間であったが,新型コロナウィルス感染症の影響で期間の1年延長が認められたものである。
今年度は一昨年から延期が続いている比較研究における海外調査を行うことと,昨年度に学習モデル開発として行ったマイナンバー制度を題材とした学習モデルの実践および改善を行うことを予定していた。
比較研究における海外調査はオランダで行うことを予定していた。しかしながら,現地での新型コロナウィルス感染症の感染状況はある程度収まってきていたものの,まだ学校をはじめとする教育機関が海外からの視察の受け入れについては困難であるとのことであった。そのため,今回は海外調査については断念した。
マイナンバー制度を題材とした学習モデルについては,当初は本学附属の中学校あるいは公立の中学校での実践を予定していたが,これについても新型コロナ感染症の感染状況により中学校自体にこうした授業以外の学習モデルの実践について受け入れる余裕がないなどの理由で実施できなかった。学習モデルの改善については,合意形成の過程で生じた「無駄」を単に「無駄」として「効率」を満たさないものとして単純にマイナスの評価をするのではなく,それが目的を達成する上で必要なものか否かを評価することを学習モデルに取り入れることを行なうなどのモデルの改良を実施した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 総合的な学習の時間における国際理解教育ーフェアトレードを題材とすることの有用性ー2022

    • Author(s)
      石野沙織,石川誠
    • Journal Title

      京都教育大学教職キャリア高度化センター教育実践研究紀要

      Volume: 第4号 Pages: 112-119

    • Open Access

URL: 

Published: 2022-12-28  

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