2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a curriculum to improve writing and argumentation skills for complex quantity text questions.
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18K02588
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
加藤 卓 東北学院大学, 文学部, 教授 (10709140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
守屋 誠司 玉川大学, 教育学部, 教授 (00210196)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 射影量 / 割合 / 速さ / 文章問題 / 記述力 / 論述力 / 教育課程 / 教育計画 |
Outline of Annual Research Achievements |
国外の研究では,研究代表者は,学内規定により海外出張に制約があるため,計画していた海外での調査・学会発表は,実行が不可能であった。研究分担者は,学内規定が異なるために渡航することが可能であった。しかし,航路の確保など非常に苦労する状況であった。8月末にドイツで開催された2022GDMに参加し,教員養成課程における指導方法の改善について,発表を行うことができた。 国内の研究では,研究代表者の居住地での感染率が高いままであり,研究協力校への協力要請が難しい状態であった。そのため,文献研究を中心に進めた。 キャンパス統合による前倒しされた学事予定の影響で,2022年9月に開催された数学教育学会秋季例会では,対面では参加できなかったが,これまでの研究を通して明らかにした割合指導の困難点をまとめ,Organized Session Aで報告することができた。 2023年3月の数学教育学会春季年会では,対面参加が可能になり,算数の現行の教育計画・教育内容を精査し,小学校の各学年での到達目標となる具体的な論述内容・記述内容を発表することができた。 ノートパソコンが壊れて研究に支障が出たため,急きょ,ノートパソコンを購入し,研究の環境を再整備することができた。 3年間続いた新型コロナの感染状況のため,文献研究は進めることはできたが,当初の計画のような研究協力学校からの協力は得られず,実地検証まで研究を進めてまとめることは,どのようにしても実現が困難であった。なお,作成した教育計画・教育内容については,今後も継続して実地検証をするよう研究を進める計画である。
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Research Products
(7 results)