2020 Fiscal Year Research-status Report
職業的資質を育成するドイツ職業学校における国語科(ドイツ語科)の調査的研究
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18K02618
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
土山 和久 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00273821)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ドイツ職業学校 / 職業学校の国語科 / 職業学校カリキュラム / 言語コンピテンシー / コミュニケーション教育 / 文学教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、コロナ禍の影響で、当初予定していたドイツでの実地調査がかなわず、研究計画を思うように進めることができなかった。したがって、文献調査研究にウエイトを置きながら、ドイツ職業学校の特に文学教育に焦点を絞り、成果として以下の2点の論文を公表するに至った。 ①「文学的コンピテンシーを育成する授業の開発的研究 ―「文学営為」に見られる行為領域に着目して―」(『大阪教育大学研究紀要』) ②「ドイツ職業学校における文学教育 ―教科書単元の分析を中心に―」(中国四国教育学会編『教育学研究紀要』 これらを通して、社会生活の実の場につながる、文学とかかわる資質・能力、すなわち文学的コンピテンシーの特質を考究した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響で、研究の中核を形成していたドイツ職業学校における授業観察を実施することができず、研究に遅れが生じているし、計画の修正も視野に入れざるをえない状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
上に述べたドイツでの授業観察が不可能であるため、それに代わり、今までの研究成果をもとに、我が国の専門科高等学校において、職業志向的な国語科の研究授業を構想しており、受け入れてくださる高等学校の目途も立っている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、当初予定していた研究に遅れが生じたため。
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