2020 Fiscal Year Research-status Report
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18K02717
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
廣津 公子 立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 講師 (50793593)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
板橋 民子 立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 講師 (80469402)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | グローバル市民 / 地域との協働 / 複線径路等至性アプローチ / 多文化共生 / 大学教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
産休・育休のため、本年度は研究を中断している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産休・育休により、研究を中断しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は複線径路・等至性モデル(TEM)による分析から拾い出した共通性やキーワードを組み込んだプログラムを作成し、これまで地域と関わってこなかった学生がグローバル市民としての資質を培うきっかけとなる活動に参加する機会を創出する。参加者には半構造化インタビューとアンケートを実施し、参加理由や満足度、活動から受けた利益、意識の変容や行動の変化、未来に対するキャリアの志向がどのように変わったか等の情報を集める。最終年度である2022年度にかけて、傾向を分析しながら、定期的かつ継続的にプログラムを実施し、得られた結果について、学会や研究会で経過報告を行う。2022年度は、プログラム参加者の中から数名を抽出し、TEMによる分析と理論付けにより、グローバル市民として成長しているか、プログラムが機能したかを考察する。最後に、既にグローバル市民として活躍している先輩と、プログラムに参加し、グローバル市民としての資質を培ってきた学生、及びプログラムの実施過程で関わった地域の方々との意見交換の場を設ける。コロナの感染状況によっては、考案したプログラムの実施及び交流の方法を検討し、修正する。
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Causes of Carryover |
2020年度は産休・育休により研究を中断したため、次年度使用額が生じた。残額は研究再開後の2021年10月1日から2022年度にかけて行うプログラムにおける人件費、参加者の半構造化インタビューの文字起こし、学会発表旅費に充てる予定である。しかしながら、現在学会はオンラインで開催されることが増えており、最終年度に実施予定の交流会もオンラインで開催せざるをえない状況になった場合は、参加者への謝礼・交通費が本来予定していた額より大幅に少なくなることが予想される。今後のコロナ感染の状況を注視し、安全に交流ができないと判断した場合は、最終年度の使用計画を見直す。
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Research Products
(4 results)