2020 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment and deployment of self-study in the U.S. accreditation system
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18K02721
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
前田 早苗 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (40360739)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | アクレディテーション / セルフスタディ / 地区基準協会 / オートノミー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、(1)Web上でアクレディテーションにおける大学のオートノミーの尊重に関係する継続的な資料検索、(2)これまでに収集した資料の分析を行った。(1)については、対象を、連邦教育省高等教育局のアクレディテーション関係ページ、高等教育審議会(CHEA)のアクレディテーションの政府に関する近年の動向に関するページ、6地区基準協会のアクレディテーション基準とした。アメリカにおける高等教育政策が、民主党から共和党への政権交代に伴って、連邦政府の奨学金の受給資格に関わる高等教育政策がどのように変化したのか、それが地区基準協会や大学にどのような変化がもたらされ、それが大学の自治にどのように影響したのかを中心に文献調査を行った。特に連邦政府のアクレディテーション団体の承認要件における学習成果の位置づけの重要度と内容の変化、これを受けて地区基準協会のアクレディテーション基準における学習成果をはじめとする政府の要請の反映度、大学の自律性の尊重度の分析である。 (2)については、すでに2つの地区基準協会(ニューイングランド地区基準協会、北中部地区基準協会)の1900年頃の成立過程を明らかにしていることから、アクレディテーションにおいてセルフスタディが本格的に導入された第2次世界大戦以後について、両協会の資料(収集済み)の分析を行うとともに、南部地区基準協会については、昨年度収集した資料からその成立史とその後の活動状況について、前記の2つの協会との比較分析を行った。 これらの途中経過については、原稿執筆を行うとともに、機関別アクレディテーションにおけるセルフスタディの導入、第2次世界大戦後のアクレディテーションの発展経過、その定着の全体像を明らかすることに努め、一定の成果を得たが、研究期間終了後も継続して資料収集分析を行う予定である。
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Research Products
(1 results)