2021 Fiscal Year Research-status Report
研究大学における持続可能な学修支援のあり方についての日中豪三国の比較研究
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18K02726
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山内 乾史 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (20240070)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 高等教育 / 研究大学 / 学修支援 / 香港 / 中華人民共和国 / オーストラリア / 旧帝国大学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は中国に出張し調査を行う予定であったが、コロナ禍のため行うことができなかった。国内においては広島大学、香川大学、九州大学、長崎大学に訪問調査を行った。その内、九州大学への訪問調査の成果については論文にまとめた。ただし、この研究全体ではオーストラリア、香港、中国本土への訪問調査を行った結果と国内調査の結果とを比較検討するという組み立てになっているため、オーストラリアと香港への訪問調査は十分に行い得たものの、中国本土の訪問調査が十分に行えない現状では、研究目的を十分に果たすだけのデータが集まっておらず、また補助金も十分に執行できなかったため、一年の延期を決断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国内の調査はコロナ禍の中でも直接の訪問調査によってほぼ予定通りに進んでいる。問題は海外調査である。コロナ禍で出張できる見込みがたたない場合、計画の変更を必要とする。
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Strategy for Future Research Activity |
中華人民共和国、香港、オーストラリアと一通り訪問調査を行ってきたのだが、オーストラリアの補足的調査を行う必要がある。コロナ禍が終息しない場合には、学習支援面で類似した特徴を持つ国への変更が必要である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、4年計画の研究のうち、後半二年間は海外調査を全く行うことができなかったため。
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Research Products
(5 results)