2021 Fiscal Year Research-status Report
神経発達症児童の運動困難に対する自立活動の指導についての研究
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18K02754
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
石倉 健二 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40304703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶 正義 関西国際大学, 心理学部, 教授 (00623563)
三好 敏之 尚絅学院大学, 総合人間科学系, 教授 (20792667)
橋本 正巳 くらしき作陽大学, 子ども教育学部, 教授 (30566568)
香野 毅 静岡大学, 教育学部, 教授 (70324324)
中根 征也 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (70742419)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 発達障害 / 協調運動困難 / 情緒行動的問題 / 読むこと / 書くこと / 小学校低学年 |
Outline of Annual Research Achievements |
以下の2論文が掲載された。「西田望・石倉健二:小学校特別支援学級在籍児童への運動介入についての検討-神経発達症児の行動特性への効果.兵庫教育大学学校教育学研究.34巻,pp.253-260.2021.」「東法子・石倉健二:書字の困難と運動の関連についての文献的検討.兵庫教育大学学校教育学研究.34巻,pp.357-367.2021.」この他にも投稿中の論文あり。 「運動・動作と発達・学習の研究会」を2021年9月20日に実施した。そこでは、①支援学校のセンター的機能からみた地域校に共通する問題点、②協調運動につまずきがあると考えられる幼児児童に関する研究報告、③知的障害特別支援学校における保健体育の授業づくり、④小学校1年生の微細運動と情緒行動的問題についてのアセスメント結果報告、などを行った。研究グループ外の専門家を招いて、研究方法や内容についての助言を受けた。 小学校1年生の協調運動(微細運動・粗大運動)、情緒行動的問題、読むこと・書くことに関する予備調査を実施した。2022年1月からはその成果を踏まえた調査を開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染拡大の影響で遅れていた学校現場での調査を開始することができたが、予定よりも1~2年遅れている。予定より遅れてはいるが、今年度中には一定の成果が得られる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
調査が可能になった研究を中心に、これまでの成果を学会発表等で議論を深め、学術誌への論文投稿を進めていく予定。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり、学校現場での調査が予定通りに実施できなかった。補助事業期間の延長を申請し、承認を受けています。 今年度は調査がすでに始まっているので、予定よりも遅れてはいるものの、研究が遂行できる見込みである。
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Research Products
(2 results)