2019 Fiscal Year Research-status Report
Development and Evaluation of Medical Educational Methods for Elementary School
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18K02943
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Research Institution | Tokyo Kasei University |
Principal Investigator |
澤田 めぐみ 東京家政大学, 家政学部, 教授 (30291339)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新井 文子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70359678)
出江 洋介 東京都立駒込病院(臨床研究室), 臨床検査科, 部長 (20817580)
木村 博人 東京家政大学, 家政学部, 教授 (30256284)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 医学教育 / 教科横断的 / 動画教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、医学教育を通じ小学生が教科横断的な学びを行うことが出来る様、研究代表者が実施してきた活動をもとに、現場教員が活用可能な医学教育教材とそのプログラムを開発し、その使用の効果を検証するものである。 平成30年度で作成した教材については、同年度にまず医師である研究代表者が、これを用いて課外活動で小学生に授業を試行し、その成果をVAS法で得ていたため、これを令和1年度で解析した。成果は次年度発表の予定である。 またこの結果をもとに、令和1年度においては、前年までの活動をさらに進め、更に新たな動画教材に加え、その指導プログラムの作成を行った。またこれらの公開の場として、WEBサイトを立ち上げた(現在非公開)。 しかし従来、年度末を中心に実施してきた開発教材を用いた授業は、当該年度は新型コロナウイルス感染症等の影響で実施が出来なかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和1年度は、小学生を対象とした実施効果の検討を行うことが出来なかったが、平成30年度の成果をもとに、幅広い医学分野で、動画教材をはじめとした教材を作成することが出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、開発した教材の活用を、現場教員の協力のもと実施する予定であった。しかし新型コロナ感染症下の状況においては、令和1年度以上に実施が困難な可能性が出てきた。状況に応じては、eラーニングの教材としての活用も目指す必要も出てくることを想定している。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、今年度は、動画処理の使用予定額が少なく、静止画を用いた教材作成は研究代表者が主となり実施できたこと、外部機関での模擬授業実施が中止されたことによる。 次年度は、動画作成を中心に助成金を使用することになる。
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