2019 Fiscal Year Research-status Report
科学リテラシーを育てる小・中学校理科の気象教育カリキュラムの開発
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18K02945
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
金子 健治 武庫川女子大学, 教育学部, 教授 (90611351)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 自動気象観測装置 / 熱中症対策 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究2年次は小学校・中学校で導入する際の問題点や、導入しやすくするための工夫を試みた。研究の結果以下の事が明らかになった。(1)導入するにあたって、最も大きな障壁となるのは、wifiとの接続方法である。現在は研究費でwifiルーターを設置して、接続している。将来的には、学校内のwifiと接続できるようにすることが必要である。(2) 学校に導入する際は、熱中症対策の一環として、導入することが有効であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
学校で導入するにあたって、問題点が明らかになり、またそれを克服するきっかけとなる方法も明らかになりつつある。今後は熱中症対策の一環として、Netatmoを小学校・中学校で導入する事により、広く普及していくことができる可能性が明らかになってきた。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、小学校・中学校の教員と協力して、熱中症対策の一環としてより多くの学校で導入を図ると同時に、授業で活用した時の児童・生徒の学習への効果を検証していきたい。
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Causes of Carryover |
研究消耗品の支出額が予定を下回った。今年度は、十分に研究に必要な消耗品を購入して、さらに研究を進めていきたい。
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