2018 Fiscal Year Research-status Report
技術科領域におけるグローバルPDLを用いた実証的STEM教育プログラムの開発
Project/Area Number |
18K02976
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
飯塚 正明 千葉大学, 教育学部, 教授 (40396669)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 徹也 千葉大学, 教育学部, 教授 (00224519)
木下 龍 千葉大学, 教育学部, 准教授 (10586217)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はSTEM教育の理念を取り入れ、社会とのつながりを持つ実践的教科として技術教育を必要不可欠な教科として発展させるための方法を構築することを目的とする。まず千葉大学が5年間の「ツイン型学生派遣プログラム」により確立した方法論を応用し、最先端の技術をベースに実証的にSTEM教育を行う実験教材開発を行う。本年度は、これまでに開発し実践してきた教材の改良といくつかの新たな教材の開発を中心に研究を進めた。既に開発された教材では、国内の高校生を対象に実践すると同時に改良を進めた。プログラミングについて新たに開発した教材では、国内の高校生対象に実践を行い、教材の検討を行った。また、電磁誘導について新たに開発した教材では、ASEANの高校生に対して授業実践を行い、その教材の効果について検討を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、教材開発とその実践を中心に研究を進めている。いくつかの教材を開発し、国内および国外の生徒に対しての授業実践も行った。今年度は教材開発を主に進めており、いくつかの教材開発と教材の改良を進め、その実践による教材の評価を行っており、順調に進展していると考えられる。
|
Strategy for Future Research Activity |
児童生徒自らが教えるという体験を通してどのような能力が伸びるのか、また、このような授業を学校現場において実施する際にどのような体制をとれば学際的な教育活動として実践可能かについて検討を進める必要がある。そのためには、さらなる教材開発とその実践からのフィードバックを基に教材の改良を進めていく方針である。
|
Causes of Carryover |
今年度は、教材の改良を行ってきたため、教材開発に伴う支出が予定した額よりも縮小できた。次年度も引き続き、教材開発を進めるために、その経費として翌年度に計上した。
|
Research Products
(2 results)