2021 Fiscal Year Research-status Report
変分法による周期軌道の個数評価と分岐解析および複雑な軌道の存在証明
Project/Area Number |
18K03366
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柴山 允瑠 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (40467444)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | n体問題 / 周期解 / 変分法 |
Outline of Annual Research Achievements |
制限3体問題の多様な周期解の存在を示した論文がNonlinearityに掲載された. Hill問題とそのホロノーム拘束系における周期解の存在証明について論文を執筆し,投稿した. 変分法により存在を示した2n体問題の周期解から生成される組みひもの拡大率が金属数を用いて表現できることを証明した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通り順調に成果が出て,論文も投稿したり,雑誌に掲載されている.
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き,変分法により得られた周期解と組みひもの関係を探る.また,与えられた組みひもを実現する解を変分法により示すことを試みる.
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Causes of Carryover |
コロナウイルス蔓延の影響により,発表予定であった多くの国際会議やシンポジウムが,延期やオンライン開催になった. コロナウイルスが終息し,開催されることになった際に,出張し発表する予定である.
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Research Products
(6 results)